江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

受験

マンガ京都大学 

京都大学の広報センターが出している学校案内用の冊子を手に入れた。右の写真である。値段がどこにも入ってないので、無料配布ということなんだろうか。これだけのものを作るには相当の費用がかかりそうである。 この本の中味はPDFファイル形式ですべて公開…

幸福な夢

日記に教育問題を書いたせいだろうか。不思議な夢を見た。自分は京都大学の新入生となっていた。自分のまわりには他の新入生たちが大勢いた。再入学ということで自分だけが少しオッサンで、しかも自分にはこれまでの記憶があった。教室には新入生のみんなが…

覚えていてくれてありがとう

私の勤務する学園の文化祭には大勢の来客がある。生徒の家族、卒業生、そして将来の生徒となるかもしれない小学生とその親たち、きっと受験前の下見に来るのだろう。そうした母親の一人が、かつて私が公立高校で勤務した時に教えた生徒だった。 廊下を歩いて…

御利益のあるノート

生徒から提出された夏休みの宿題のノートを点検していて、こんなノートを発見した。なんと太宰府天満宮の金文字が表紙に刻印されてるのである。きっとこんなノートならかなりの御利益がありそうだ。家族の誰かがここでお土産に買ったのだろうか。それとも本…

新学期が始まった

写真は、席替え用のクジです。→ 夏休みが終わって、始業式がやってきた。新学期の準備の一つが、この席替え用のクジである。2学期の座席を決めないといけないからである。とりあえず番号を書いた紙を折ってクジを作って、それを帽子の中にいれた。このクジ…

こんな大学に行くと馬鹿になります

京都の某私立大学に今日たまたま出かけた人が話してくれた。まだ試験中ということで学生がいっぱいいたわけだが、とにかく大学というよりはレジャーランドという雰囲気だったという。学生たちのほとんどは茶髪、鼻ピアスのヤツもいれば、男子学生はほとんど…

勉強のやり方について

夏休み中に、たった一人の甥っ子(高校生)がうちに来るらしい。さっき母がそのことを私に伝えた。甥は受験生なのだが英語が苦手だそうで、その勉強法を聞きたいのだという。しかし、彼はとある有名進学校に在学中なのである。ということはそこでいやという…

オームの法則

中学2年の長男の夏休みの理科の宿題のプリントがある。電流と電圧、抵抗なんかを計算する問題である。なかなかなつかしいのだが、妻は「物理は全然わからない」と言って参考書を開いて勉強している。だったら私がさっさと長男に教えてやればいいわけだが、…

忘れ物についての考察

授業に必要な教材を忘れてくる生徒が必ず存在する。これは成績のよいクラス、そうでないクラスに限らず存在する。ただ確率的なことを言うと、成績のよい特進クラスは忘れ物が少ない傾向があるがもちろん皆無ではない。前日にカバンの中味をきちっと確認して…

教育実習

私の勤務する学校でも教育実習の季節になった。そういうわけで、大勢の実習生が出入りしているのである。その中にはかつて自分が教えた生徒も多いだけになんだかなつかしく、その成長した姿を見るととても嬉しくなるのである。 自分が実習をした時のことは良…

魔法のコトバ

「このクラスは文系だから数学のできるヤツがいない。おまえががんばってクラスで数学1番になって、このクラスのパイオニアになれ!」などと生徒に声を掛けたら、本当にその生徒ががんばって数学ですごくいい点数をとったりする。私のしたことはただ単にそ…

英語教育について

5/27の日記に小学校の英語教育について書いた。こんなふうにして英語教育がダメになっていくのはおそらくは英語教師の質にもあるのだろうと私は思っている。そして小学校で英語をやるようになればますますいい教師は足りなくなってしまう。 英語が本当に…

円錐形の側面積

長男が中間試験の勉強をしている。わからないことをたまにきいてくる。たとえばこういう問題である。式の立て方がわからないという。 家から学校まで、毎分80mの速さで歩くと、毎分200mの速さで、自転車に乗っていくよりも18分多く掛かった。家から…

昼食を食べられませんでした・・・

連休のせいで時間割がアンバランスになってしまう。つまり、月曜や火曜に授業のあるクラスの授業がどんどんつぶれてしまい、クラス間の授業時間数の差がどんどん大きくなってしまうのだ。その解決方法として二つの方向がある。つまり「少ないクラスにあわせ…

通知票を印刷する・・・

通知票の生徒氏名を印刷した。同僚にはこれを手書きで書く人もいるが、悪筆で名高い私はエクセルを使って名票データから連続印刷でクラス全員の通知票の名前と出席番号を印字したのである。ここで注意しないといけないことがある。まず表面をすべて印字した…

靴崩壊

靴をこんなふうに履いている生徒がいる。恥ずかしくないのだろうか。全体から見ればほんの0.1%であっても、こんなマナーの悪い生徒が一人でも居るということはそれだけでかなり恥ずかしいことである。もはやここまで崩壊した靴はもう戻らないから買い替…

指導要録を書く・・・

クラス担任を持ってると、春休み中にしないといけない重要な仕事の一つが指導要録を書くと言うことである。今日は5段階の評定を記入した。まだ所見欄などが残ってるのでかなり時間が掛かりそうである。しかも、ふだんパソコンばかり触っていて、ペンを持つ…

忘れ物に対する対応

授業に必要な教材を忘れてくる生徒が昔に比べて増えたような気がする。忘れ物自体は日本中の学校で増えているらしい。これはとりもなおさず生徒たちに「前日にきちっとランドセルの中味を確かめて忘れ物をしないようにしよう」という習慣が失われてしまった…

古典を勉強しましょう

私の持論なんだが、世の中の受験生の多くは全く勉強なんかしていない。ただ受験生という状況にあるだけである。彼らはおそろしく薄っぺらな知識しか持たず、おそろしく短期の記憶しか持たず、それでいて予備校や塾に通っていたりする、全く意味不明の存在で…

塚原鉄雄先生の思い出

生徒から古典文法の参考書を何か教えてくれと言われて、「仲先生の古典文法の基礎と実践 (シグマベスト)」(980円)を勧めた。この本はページごとに右側が問題、左側が解答になっていて、電車の中とかで短い時間に確認するのに役立つし、基本的なことを網…

誰かの人生に深く関わると言うこと

今の私学に移籍する前の10年間、私は大阪の片田舎の公立高校で教師をしていた。そこでは長く進路指導の係をしていた。公立の中堅校というのは、生徒の受験する学校選択に関して教師のアドバイスの占める意味はとても大きい。私はそこで進学担当として、高…

受験勉強試論

9月1日になったのだが、週五日制のせいで始業式は9月3日という学校が多く、日本の多くの学校ではまだ束の間の夏休みが続いているのである。この夏休みの最後に控える最大のイベントは「宿題の陥穽」である。今「完成」と書こうと思ってなぜか「陥穽」と…

通知票書いてます

一学期末の成績が出た。それで今日は職場で遅くまで通知票を書いていたのである。この通知票書きという作業は決して機械化されることはなさそうだ。そもそもあの通知票という3つに折りたたまれた厚紙をうまく印字できるプリンターなどありえないのである。…

期末試験採点終了

昨日期末試験が終わって、それから二日間採点に追われていた。試験が終わって最初の授業の時に必ず試験を返却する・・・というこだわりがあるので、何が何でも片づけないといけないので必死で採点したのである。今日無事に採点を終えてほっとしている。 試験…

期末試験印刷しました

昨日試験問題と解答用紙を完成させたのだけど、今日はそれを見ながら微調整。そこに模範解答を打ち込んで、解答欄の枠の大きさを少し変えたり見やすくしたりしてあれこれと工夫したいた。その作業に約1時間・・・それから印刷に掛かったのである。問題用紙…

期末試験完成しました

試験問題と解答用紙が完成して、あとは印刷するだけという状態となった。いちおうレーザープリンタで3部打ち出して、それを鍵の掛かるところに保管した。USBフラッシュメモリの中にも原稿はある。ただ、漢文の外字はパソコン側にインストールしたフォン…

期末試験を作っています

期末試験作成中なのであるが、漢文の問題を一太郎で作るのがもっとも疲れる作業なのである。とにかく緻密さでは他に例を見ないほどの作業である。返り点や送りがなをつけて、一文字ずつシコシコと進めていかないといけないのでものすごく時間が掛かり、そし…

通知票書きました

中間試験の成績を通知票に書き込んだ。この作業は手書きである。おかげで数字の記入ミスが2件も発生してしまって訂正印を押して直した。77と書くべきを79と書いてしまったりとかである。見苦しい通知票になってしまうのはなんだか申し訳ないのだけど。…

中学受験

1/20は関西の私立中学の統一入試日である。私の勤務する学園も当然他の学校と同じくこの日に入試がある。みんな一斉だ。入試の監督は実に緊張する。神経がぴりぴりと張りつめている。教室にいる受験生たちもピリピリしてる。必死さが伝わってくる。いや…

大学に進むと言うこと・・・

大学には行くべきだ。しかし、その大学というのは必ず必死の努力の向こうにある存在でないといけない。大学が増えすぎて定員割れのところが4割もあって、選ばなかったらどこかにもぐりこめる状況だからこそそう思う。まわりにたいして努力しなかったやる気…