期末試験を作っています

　期末試験作成中なのであるが、漢文の問題を一太郎で作るのがもっとも疲れる作業なのである。とにかく緻密さでは他に例を見ないほどの作業である。返り点や送りがなをつけて、一文字ずつシコシコと進めていかないといけないのでものすごく時間が掛かり、そして目が疲れる作業なのだ。しかし一太郎の使い手として漢文の試験問題を自分がもっとも美しく優雅にまとめあげるという困難さな課題と常に戦ってるのである。それほどまでに苦労して作る試験であるのに、生徒は全然勉強などしてなかったりするのである。もう処置なしである。近頃の生徒は、紙に文字を書いて・・・ということをしなくなった。小テストの準備といっても漫然とただ参考書を見ているだけである。その中の大事なところを抜き出してレポート用紙に書き出すとかいったことをしない。「見る」「考える」「書く」「頭の中でまとめる」などの操作を繰り返してはじめて記憶というのは定着するのだ。ところがどうもそれが今の「お受験」世代のお子ちゃまたちはわかっていないのである。見てるだけで問題を自分でちゃんと解かないからケアレスミスも多い。そんなことでは全くだめである。
　何のためにきちっとまとめられたノートを作るのか。それはまとめることによって自分自身の学習にもなるからなのだ。ただごちゃごちゃと板書を書き写したノートではなくて、それをどんなふうに再構成するかというところに工夫があり美学がある。
　モバイル用のＨＤＤ買おうと思っていたが、この大容量にはびっくり。もう２００ＧＢなんかがあったんだ。この小ささでだからすごい。

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