江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

受験

単位未履修問題に関する私見

新聞を見るたびに学校数が増えているこの問題だが、愛媛県の愛光学園のように家庭科の授業をやっていなかったところや、芸術を全くやっていなかった学校なども出てきて、どうやら私が考えていた「ちょっと一部の科目をカットした」程度ではなさそうである。…

FP2級

9月に受験したFP2級の発表が10/20にあった。ネットで合格発表が見られるのだったが、どうせ合否は郵送してくるだろうと思って待ってると、今日大きな封筒が届いた。ここで通知が大きな封筒で届くか小さな封筒で届くかは重要なことである。というの…

試験問題の印刷を終えて

中間試験の問題を印刷した。作ってから印刷までに時間があったのは、実はその間に何度も校正を繰り返していたからである。細かいミスを発見しては訂正というか新しい原稿をレーザープリンタで打ち出して、それをまた見ていると新たなミスを発見して・・・の…

試験問題作成

中間試験の問題を作った。解答用紙まで完成させて、印刷前の状態でいちおう終了。これからじっくり見直すと必ずミスプリがある。記号がずれていたり、推敲中のままで残っていたり、番号や記号だけあるのに問題がなかったりというミスが。それを確かめてから…

教員免許更新制

さっきテレビで伊吹文明文相が「教員免許更新制度」について語っていた。更新の中味が気になるが、これがもしも定期的に研修などを受けさせる程度ならばすぐに骨抜きになるだろう。5年ごとに試験を受けて、落ちればクビになるという不安定な職業なら、志望…

努力する者としない者

勉強する生徒としない生徒がいる。これはどこの学校でも当たり前の光景である。その違いだが、勉強しない生徒の多くは、勉強ということを舐めている連中が多い。つまり、その努力の中に存在する価値、時間を掛けることの意味、そうしたものをトータルでわか…

ターニングポイント

新学期になって、生徒たち、特に高校2年の生徒たちの中に、かなり前向きに勉強する生徒が増えたような気がする。コースわけも行われたので受験をそろそろ意識しだしたということなんだろうか。よい傾向である。以前に書いたけど、「長期記憶」をしっかりと…

短期記憶と長期記憶

記憶には2種類ある。短期記憶と長期記憶。どんな情報もいったん短期記憶として格納され、その後重要なことは長期記憶として整理されて再格納されるが、それ以外の短期記憶は時間の経過とともに消え失せる。いくら勉強してもちっとも身に付かないと嘆く人は…

私は物理もできなかった

私は文学部に入ったが、入試の時の理科の選択は物理と化学で、どちらかというと物理の方に自信があった。数学でかなり点数がとれたこともあり、物理好きの文系というおかしな生徒だっただけである。文系は生物しか選択させない学校があるが、これなどは文系…

私は数学もできなかった

数学で0点をとったことがある。高校1年の時だ(笑)。オレはとてつもなく横着な生徒だったので、数学も理解さえしていれば練習問題なんかやらなくてもわかると思っていた。それどころか授業中もよく眠っていてろくに勉強しないで最初の定期試験を迎えたの…

私は国語もできなかった

共通一次試験でもっとも高得点だった科目は数学だった。そして、最低の得点率、つまり8割しかとれなかったのは国語、他の科目は軒並み9割を越えていたのだから国語はダントツに低かったことになる。国語の中で得意なのは漢文だけで、漢文は満点の自信が常…

私も英語が出来なかった

高校に入学するまでは英語が得意なはずだった。ところが高校入学後、あっというまに落ちこぼれる。それは、「予習」を基本とする授業スタイルになじめなかったからである。それから一年近く、自分は深く深く潜行することとなった。英語ができるようになった…

医学部の実習

医学部に入った卒業生が学校に挨拶に来た。そこで解剖の話になった。なんでもその田舎の医大では、解剖用のカエルは学生が持参しないといけないらしい。いまどきカエルなんかどうやって調達するんだ。そういうわけで農村地帯に住むある学生が、カエル捕獲係…

超弩級の馬鹿について

授業では漢文も教えている。書き下し文のルールは、助動詞・助詞はひらがな書きするとなっている。「不可不知」(横書きで失礼)は、「知らざるべからず」と読む。ところがこれを「知ら不る可から不」と書く生徒が居る。つまり、書き下し文のルールがわかっ…

馬鹿について2

なぜ予備校というものが存在するのか。それは一人で受験勉強できないヘタレが多いからである。教室で集団で授業を受けるというスタイルは、教える側からすれば効率的だが、生徒側から見ればかなり受動的なために、馬鹿にとっては全く何の効果もないことが多…

馬鹿について

ある事柄を理解するのに、なぜそういうことになるのかちゃんと理解して覚え込む人と、そうでない人がいる。こちらは、その知識を一過性のものではなくて応用力を効かせていろんな場面で役立てて欲しいと思うから、きちっとその答えになる理由を説明して黒板…

雨のせいじゃないんだぜ

ラジオがニュースを伝えている。「雨のせいで事故が多発しています・・・」雨のせいなんかじゃないぜ。ヘタクソのせいだ。その証拠にオレのように運転の上手なドライバーは雨だからとか雪だからと事故を起こすことはない。雨の場合どれだけブレーキが効かな…

馬鹿について

学校とは勉強を教えてくれるところだ。ところがその学校に来ているのに全く勉強をしない馬鹿が居る。彼らは授業中にマンガを読んだり周りの席の生徒とおしゃべりをしていたりする。一人で馬鹿になるのならまだマシだが、周囲まで巻き込んで馬鹿を伝染させる…

大学はとにかくやたら多すぎる

なぜ日本にはこんなにたくさんの大学が存在するのだろうか。分数の出来ないヤツや中学生程度の日本語能力のないヤツまでかき集めないと経営が立ちゆかないくらいに学生の質は低下していく。そんなことは当たり前だが。いっそのこと、大学入試センター試験は…

無理するな

数年前だったか、テレビのCMで「偏差値30台からの大学受験」というフレーズが流れた。そのときにオレは思った。「無理するなよ」そんな状況になるだなんて、いったい高校で何やってたんだ。授業中全部眠っていたのか?それとも記憶容量がゼロで全く覚え…

共通一次試験の思い出

1978年秋、オレは宇宙戦艦ヤマトとペリーヌ物語以外のテレビ番組は観なかった。 勉強時間は6時間、帰宅してすぐに就寝、それから起き出して8時くらいからはじめて夜中の2時まで勉強。調子が良ければさらに延長。その6時間のうち、英語が半分、あとは数学…

知的生活するということ

活字を読むのが好きだ。 それは新聞でも、小説でも、ネット上でのテキストでも。 面白い考え方に触れるのが好きだ。きっと自分は知的好奇心を満たすという行為が限りなく楽しいのだと思う。「知」は快楽なのである。そんな快楽であるべき「知」が、なぜ多く…