江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

恋愛

「愛してる」のメール

あの日、こんなことがあったのか。もうすぐ一年経つんだな。 大津波直前、緊迫のメール 2012年3月5日(月)9時20分配信 共同通信 地震発生後の午後3時18分、三浦亜梨沙さんが交際相手の男性に送ったメール 東日本大震災の津波に襲われた宮城県南三陸町の防…

逃亡生活

逃亡生活の実態が少しずつ明らかになっていく。 平田容疑者「やめて」松本死刑囚の話に取り乱す 読売新聞 1月21日(土)3時3分配信 オウム真理教による目黒公証役場事務長、仮谷清志さん(当時68歳)拉致事件で逮捕された平田信容疑者(46)と、逃走を助け…

最期も美男子だった

毎日新聞でこんな文章を読んで、感動して泣きそうになった。50年以上もずっと好きでいるなんて、なんて素敵なことだろうか。そして72歳になった今も、出会った頃の気持ちを持ち続けているなんて、なんてすばらしいことだろうか。 (←ランキング上昇に協力…

手紙の持つ力

高校生や大学生の頃、自分はよく手紙を書いた。その頃の自分はきっと、自分で自分の書く文章に酔っていたのだと思う。きっと世の中には100%のラブレターというものが存在し、その手紙を読んだら全然なんとも思ってなかった相手に対して好意をいだくよう…

友達のまま/PRINCESS PRINCESS

(2005年1月26日に書いたモノに加筆:再掲します。) ぼくは銀色夏生の詩集「わかりやすい恋」がお気に入りだった。 その詩集にはとてもかわいい少女の写真があった。ぼくはその少女の名が「森高千里」であるということを知り、たちまちそのファンに…

つゆのあとさき

明日から6月である。6月と言えば梅雨だ。さだまさしに「つゆのあとさき」という曲がある。この曲は私のカラオケの持ち歌の一つである。 一人歩きを始める 今日はきみの卒業式 ぼくの扉を開けて 少しだけ涙を散らして サヨナラとぼくが書いた 卒業証書を抱…

最高のラブソング

私が最高のラブソングと思う曲は、ジャングルスマイルの「おなじ星」だ。これは間違いない。クルマの中でこの曲を流すと、ついついその甘さにひたってしまう。そして、恋とは出会いの奇跡だと思う。この世にこんなにも自分の心を引きつける相手が存在したと…

親友の恋人

もうかなり前のことだが、私は親しく付き合ってる女性(つまり恋人)が居て、その女性と私のごく親しい友人と3人で飲んだことがある。後にその友人が、こともあろうに私の恋人に言い寄っていた、つまり手を出そうとしていたことがあった。そのことを恋人か…

バレンタインデー

人生で一番多くのチョコがもらえたのは、まだ教師に成り立ての、公立高校で働いていた20代前半の頃だった。女生徒からも、同僚の教師からも、付き合っていた恋人からももらえた。食べきれずに妹にあげた。ピーク時には本命チョコ以外に20個くらいもらっ…

京都でデート14(安井金比羅宮)

ここはデートの場所に選んではいけない。 なぜか、それはこの神社が「縁切り」の神社だからだ。 ここに掛けられている絵馬はどれも別れを願うものばかりである。「○○と××を別れさせてください」 「○○が早く離婚しますように」 「○○があの性悪女と早く手が切…

京都でデート13(府立植物園)

京都府立植物園に行ったことがあるだろうか? ここはお金のかからないデートの穴場である。だって、園内の小径には人気のない場所が無数にあるからだ。そんなところで初めて手をつないだり、初めてキスしたり、初めて・・・いや、公共の場所でそんなことをし…

京都でデート12(哲学の道)

銀閣寺の下から疎水沿いに若王子神社までの道を「哲学の道」と呼ぶ。どこが哲学なんだかわからないが、とにかくこの道は桜の季節などは大勢のカップルで賑わっている。沿道にはそれをあてこんだ土産物屋もたくさんある。若王子神社から坂を下りて左に曲がる…

京都でデート11(京都大学)

京都大学が観光名所なのかどうか、私にはわからない。そこにはおよそファッションセンスを感じられない「イカ京」と呼ばれる人たちが多数生息している。20年前の夏には、ランニングシャツに半ズボン、ゲタというスタイルの学生がかなり見られた。今はその…

京都でデート10(クルマの置き場所) 

京都にクルマで来た場合、置き場所にかなり苦労することがある。特に行楽客の多いシーズンに清水寺の近くにクルマを停めようと思ったら、かなり高額のぼったくり民間駐車場に置くしかない。清水寺の下には市営駐車場があるのだが、そこは一台800円で何時…

京都でデート9 宝ヶ池

京都でボートに乗るとしたらやっぱり宝ヶ池だ。国際会議場の前の池である。 他にもボートに乗れる場所はいくつかあるが、保津川のように流れがあるところは初心者には向かない。そういうわけでやはりここがお勧めだ。ただ、夏の暑い時期は避けた方がいい。池…

京都でデート8 長楽館

円山公園の巨大なしだれ桜を知ってるかな? あの馬鹿でかい桜だ。 清水へ祇園をよぎる桜月夜今宵逢ふ人みな美しき 与謝野晶子 晶子が歌ったのがこの桜かどうかはわからないが、とにかく円山公園のど真ん中にこの桜はある。その桜のすぐ脇に茶屋があって、そ…

京都でデート7 今宮神社

今宮神社のあぶり餅を食べたことがあれば、相当な京都通だ。 仏教大学から東に坂を下りていったところに、その今宮神社がある。ここは4月に行われる鎮花祭*1 という行事もあるが、オレにとって重要なのはそのすぐ前で売られている「あぶり餅」である。「か…

京都でデート6 鞍馬神社

京都の鞍馬神社にはケーブルカーがある。一度だけそれに乗ったことがある。大学の3回生のころ、一つ年下の女の子とデートしたときだ。彼女は小柄だったがかなり巨乳の部類で、胸元を突き上げるようなそのふくらみに私はいつもどきどきした。今では巨乳など…

京都で生活 一人暮らしの思い出

男が一人暮らししている部屋に入るということは、かなり危険なことである。そんなこと今の私には常識なんだが、少なくとも大学生の頃の私にはちっとも常識ではなくて、千載一遇のチャンスを数多く逃している。 また、同様に女性の一人暮らしの部屋に入れても…

京都でデート5 やきもち

上賀茂神社の前に神馬堂という店があって、名物の「焼き餅」を売っている。実はわたしはこの「焼き餅」がかなり好きである。おそらくは何百年も形を変えずに売られてる名物には、有無を言わせぬ何かがある。 ただ、女性の焼き餅は苦手である。 多くの女性の…

友達のまま/プリンセス・プリンセス

きみはぼくの生徒だったんだ。森高千里みたいにかわいかった。髪がストレートで長くて、ほっそりとしていて。ぼくはわかっていたよ。きみがもっともっときれいになっていくことを確信していたよ。 ぼくたちが出会ったときに、きみには同じ年齢の彼氏が居て、…

京都でデート4

東山通りを南下して、八坂神社のところを通り過ぎると、左側に「ホテルU's(ユーズ)ヤサカ」(こういう名前だったと思う。正式名称はなんだったかな)と言うラブホがある。徒歩でデートしているカップルが入るのにちょうどいい場所だなといつもそばを通過…

京都でデート3

私は嵯峨野にお気に入りの喫茶店がある。 「アイトワ」という店だ。 ケーキセットがおいしい。ケーキは焼きたてで少しあったかい。 店の場所は常寂光寺の南隣である。 嵯峨野を散策することがあれば、ぜひ訪問してみるといい。 でも、冬の期間は休みだったか…

京都でデート2

私は麺類が好きだ。その中でも日本蕎麦はかなりマニアな部類にはいると思う。日本全国食べ歩いてるのだが、その私がナンバー1だと思う店は実は京都にある。断じて荻窪の「本む○庵」などではない。あんなに量の少ないのに高い(しかも味はただの平均点レベル…

京都でデート

私は女性とのデートの場所に京都を選ぶことが多かった。それは、学生時代の四年間を過ごしたということからくる地の利と、京都を好きな女性が多いという二つの理由からだ。中でもデートを成功させる最大のポイントはやはり「食」だと思う。 美味しい店、雰囲…

くもりガラスのI LOVE YOU

彼女に出会ったのは、オホーツク海に面した浜小清水のユースホステルだった。そのユースホステルのミーティングは、絵本の朗読で100万回生きたねこをそのときはじめて知ることになる。まだ大学3回生の夏である。 宿泊者の中に、丸顔の髪の長い美少女が居…

君住む街へ(その3・最終回)

初めての方は必ずその1(12/17の日記)からお読みください。 しかし、そうした運命はMにはどうだっただろうか。少なくともMは「男にとっての究極の性の快楽の相手」になることなんか求めていなかったはずだ。(いや、このように勝手に断定するわけにはい…

君住む街へ(その2)

初めての方は必ずその1(12/17の日記)からお読みください。 翌年の夏、私はそれまでのすべてを捨てて、新しい自分を見つけるために東欧への長い旅を企図した。尾崎豊の『17歳の地図』の中には「素敵な夢を忘れやしないよ」というフレ−ズがある。それを心…

君住む街へ(その1)

初めての方は必ずその1(12/17の日記)からお読みください。 Mと1年9カ月ぶりに再会してから1年の歳月が流れた。8月15日の諏訪湖の花火大会を見物した夜遅く、私はクルマを北へ数百キロの道のりを発進させた。君住む街へ……。Mに逢うために私は真夜…

緑の日々(その4)

初めての方は必ずその1(12/17の日記)からお読みください。 翌朝、私はなんとラブホからそのまま出勤し、運良く同僚や生徒に見つかることもなかった。中間試験なので11時にはもう自由の身になって、学校の近くでMと待ち合わせて、それから京都までクル…