江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

大学はとにかくやたら多すぎる

なぜ日本にはこんなにたくさんの大学が存在するのだろうか。分数の出来ないヤツや中学生程度の日本語能力のないヤツまでかき集めないと経営が立ちゆかないくらいに学生の質は低下していく。そんなことは当たり前だが。いっそのこと、大学入試センター試験は大学生になるための資格試験にすればいいと思う。そこでたとえば得点率65%という基準を設けて、それ以下の受験生には大学入学資格を与えないようにする。それ以上の受験生だけが入学を認められるということにしたら、一定のレベルは維持できるだろう。65%という基準が高いか低いかは議論の分かれるところだが。

18歳人口の50%が短大や大学に進学するというのは多すぎる。この1/10でもいい。

そこでなぜ大学が増えるかだが、これは補助金欲しさに行われてる一種の公共事業なのである。大学には学生数に応じて文部科学省からの補助金がもらえ、二束三文の山林は用地買収され、人口が増えれば田んぼをつぶしてアパートを建てることもできる。地方自治体が大学に土地を提供する場合もある。大学さえできれば、日本中から「大学に入れるならどこでもいい」というジプシー受験生が集まってくる。彼らは4年間定住して地域にゼニを落としていってくれる。

大学が建つというのはある意味「地域振興」の手段なのだ。実にばかばかしい話である。人口の5割もが大学教育に耐えられるほど日本人の平均レベルは賢くはない。

大学が地域振興である証拠に、田んぼや山林をぶっつぶして建設される大学の周辺には、学生向けのアパートや居酒屋カラオケ屋吉野家などが建設されるし、桃山学院大学大阪薬科大学が移転した後の旧キャンパス周辺の店はほとんどつぶれてゴーストタウン化している。