江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

読書

きみたちに武器を配る!

以前にこの本を紹介したが武器としての決断思考 (星海社新書)作者: 瀧本哲史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/22メディア: 新書購入: 18人 クリック: 365回この商品を含むブログ (133件) を見る この本もぜひ読みたい。僕は君たちに武器を配りたい作…

落語について

田中啓文さんの本が勤務先の図書館に入っているので、このシリーズが入るのを楽しみにしている。ちなみに今読んでるのはこれである。 笑酔亭梅寿謎解噺 4 ハナシがうごく! (集英社文庫)作者: 田中啓文出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/10/20メディア: 文…

上田馬之助

12月23日の日記 で上田馬之助さんのことを取り上げたのだが、こんな本が出ていたことを検索して知った。きっと注文が殺到しているのか、アマゾンでは取り扱い不可となっている。ふたりでひとり―上田馬之助とその妻の物語作者: 上田恵美子,栃内良出版社/…

武器としての決断思考

ディベート部の生徒に是非読ませたい武器としての決断思考 (星海社新書)作者: 瀧本哲史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/22メディア: 新書購入: 18人 クリック: 365回この商品を含むブログ (133件) を見る (←ランキング上昇に協力お願いします。) ↑…

絶対貧困

日本人であるということは幸福なことだ。少なくともニートでも生きていけるし、働きたくなくても生きていける。犯罪者でもちゃんと三食運動付きの快適な刑務所がある。日本にいれば死ぬことはない。 しかし、世界の多くの国ではみんなただ生きるために必死な…

「心に響く小さな5つの物語」

今日は投票だった。 きちっと府民の義務を果たした。 投票率が6割もないだなんて なんでやねん! おまえらみんなもっとちゃんと投票所に行って府民の義務を果たせよ。この本の紹介記事を読んだ。心に響く小さな5つの物語 (小さな人生論シリーズ)作者: 藤尾…

大阪人の格言

学校の図書館にこの本があった。 思わず帯のコトバに度肝を抜かれる。 人生やり直すんやったら精子からやり直せ! 何かをやり直す時は根本まで立ち返れ! いやはや。 こんなインパクトのあることば、使ったことないけどなあ。苦しいときこそ笑わなアカン! …

「ウンココロ」

私は別にスカトロ好きではない。だからこの本もそれほど積極的に読もうと思ったわけではない。 しかし、読んでいるとなんだか楽しくなるのである。 いやはや。ウンコにそんな意味があったのか。これからはもっと観察しようと思ったのである。 イラスト入りで…

「和菓子と日本茶の教科書」

和菓子オタクというかマニアの私にとって、思わず「おお!」とうなりたくなるような本に出会った。これはすごいのである。写真も、そして取り上げられている店(主に京都だから簡単に行くことができる)も。 自分が気に入ってる店が次々と写真付きで登場する…

「三国志 宮城谷昌光」 

吉川英治の「三國志」をかなり熱心に何度も読んだことはあるが、その作品とはかなり細部が異なるのがこの宮城谷さんの三國志である。それだけに新鮮な気持ちで読めて面白いのである。自分が信じていた人物像がかなり破壊されるのだ。それがある意味快感でも…

「声を聴かせて〜性犯罪被害と共に」 

声を聴かせて―性犯罪被害と共に、作者: にのみやさをり出版社/メーカー: 窓社発売日: 2011/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る「空樹海風」 (←ランキング上昇に協力お願いします。) ↑楽天カードに入会すれば2000ポイントプレゼント。 恋…

日本文学全集

文学全集に入ってる本というのは教養の基礎みたいなもので、そう言う本を書棚のアクセサリーと思ってる人もいるわけだが実際に読んでないと意味がない。しかし、「浮雲」とか「当世書生気質」とかをちゃんと読んでる人は相当のマニアだと思うのである。 そん…

エッチな古典

こういう本を手に入れた。アマゾンのマーケットプレイスで購入した。 読んでみると、たしかに少しエッチな話もあるが、そうでない話もたくさん収録されていて、古典に関する面白い読み物という感じの本であった。原文で書かれてるのは和歌の部分だけであとは…

四字熟Go!

大相撲の大関昇進にちなんで出てくる四字熟語、いつも知らないものが出てくる。今回の「万里一空」というのも残念ながら知らなかった。国語を教える教員としてなんだか恥ずかしかったのである。 琴奨菊が大関昇進!注目の四字熟語は「万理一空」2011.09.28 …

マニアな雑誌

世の中にはなかなかマニアックな雑誌があるのだなと思う。購読している方がちゃんといるのである。 私は相撲には全く興味がないが、相撲が好きで好きでたまらないおっさんたちとか、追っかけの相撲大好きギャルたちもこの世にはいるわけで、そういう方たちが…

銀河帝国の興亡

「銀河帝国の興亡」といえば古典SFの中でも特に名高いアイザック・アシモフの名作である。銀河帝国の興亡 1 (創元推理文庫 604-1)作者: アイザック・アシモフ,厚木淳出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1968/03メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含…

大恐怖

次男が「大恐怖」と書かれたコミックを読んでそのまま寝ていた。 きっと、今頃恐怖の夢を見ているに違いない。 次男はこういう「ホラーもの」が好きだ。どうしてそんなのが好きになったのかわからないのだが、けっこうホラー映画のDVDとかも好きなのであ…

1秒で彼を夢中にさせる本

そんなこと、よほどの美女じゃなければ無理1秒で彼を夢中にさせる本 (中経の文庫)作者: 藤沢あゆみ出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2011/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 私はこういう恋愛のマニュアル本のことを基本的に馬鹿にしてい…

草食系じゃなくて僧職系

草食系男子という言葉が流行したが、同じ「ソウショク」でも「僧職」というのはどうだろうか。どうも世間では僧侶に対するイメージがよくないのである。「坊主丸儲け」という言葉があるように、強欲な存在と思われていて、その実態がかなり誤解されている気…

荒川アンダーザブリッジ

長男が友人からこんな漫画を借りてきていた。それでリビングに置かれていたのを読んでみたのだが、あまりのぶっとんだ面白さに大笑いした。なんというめちゃくちゃな設定なのか。なんなんだこれは。この突き抜けたナンセンスさは昔、「マカロニほうれんそう…

アホの壁

「バカの壁」というのは期待はずれの本だったが、こちらはさすがに筒井康隆先生である。「人はなぜアホなことをするのか」ということをうまく分析されている。世間に存在するいわゆる「アホなこと」の謎を解き明かすのがこの本のテーマなのだ。小説の中でさ…

くらしの中の科学

内田麻理香先生の新しい本が出る。今回はターゲットは小学生だそうで、イラストがたくさん入った本だということである。1365円というのは小学生がお小遣いで買うにはちょっと高いと思うけど、お母さんやお祖母ちゃんに買ってもらうのなら問題ない。理系…

B29撃墜王のこと

私は江草乗というハンドルネームなんだが、江草姓の著名人としてあげたいのは太平洋戦争時の爆撃王として名高かった「江草隆繁」 という方である。太平洋戦争時の日本軍人を評価することは戦後教育の中でタブーとされ、それでも硫黄島守備隊の栗林忠道中将の…

ねうちもん京都

お金を掛けずに京都を巡るというのは私の作った「秘密の京都」というページのコンセプトにも通じるものである。この本は私の好きな京都を紹介してるという点でかなりお勧めである。ねうちもん京都 お金をかけずに京めぐり作者: グレゴリ青山出版社/メーカー:…

朽ちていった命―被曝治療83日間の記録

テキスト庵でいつも拝読している銀座さんのブログ、「プランタソ銀座」でこの本が紹介されていた。朽ちていった命:被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)作者: NHK「東海村臨界事故」取材班出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/28メディア: 文庫購入: 39人 ク…

古語の謎

勤務している学園の図書館にこういう本が入っていた。さっそく借りた。 「古語」は最初から「古語」だったわけではなくて、その時代では「現代語」だったのである。そして時代につれて言葉はどんどん変化していく。 もちろんあれこれと想像して昔のものを読…

「三陸海岸大津波」

三陸海岸には数十年おきにかなり大きな津波がやってくる。それはこの本を読めばよくわかる。一人の人がその生涯のうちに二度、大津波を体験することだってあるのだ。過去の大津波は歴史の中の出来事ではなくて、人々の記憶の中にある最近の出来事なのである…

「パエトーン」(山岸涼子)を読む

今から20年以上も前に、山岸涼子さんがチェルノブイリの原発事故を題材にした「パエトーン」という作品を書いていた。なぜ自分たちで制御不能なこのようなエネルギーを無理に使おうとしているのか。山岸さんの作品は昔から読んでいたのだが、この作品は知…

詩集「陽光」長谷弘子

いつになったら春らしく暖かくなるのか。いつになったら桜が咲くのか。そんな思いを感じつつ過ごしていて、ふと「陽光」という詩集のことを思い出した。1980年の11月に亡くなった堺東高校の国語教諭、長谷弘子さんの詩集である。長谷先生は大学生だっ…

夫婦で本を出すこと

新聞広告でこの2冊の本が並べて紹介してあったのである。両方買う人がいるのかと笑った。同じ出版社なのでおそらく書店では並べて平積みされるのだろう。そうなると相乗効果というものもあるかも知れない。私はどっちも買わないけれども。それにしてもこう…