「三陸海岸大津波」
三陸海岸には数十年おきにかなり大きな津波がやってくる。それはこの本を読めばよくわかる。一人の人がその生涯のうちに二度、大津波を体験することだってあるのだ。過去の大津波は歴史の中の出来事ではなくて、人々の記憶の中にある最近の出来事なのである。それなのになぜあんなに脆弱な原発を造ってしまったのか。それこそ爆弾を落とされても壊れないような頑丈なものでければならなかったのである。
それが多くの機械類がむき出しで設置され、少し大きな津波が来ればたちまち破壊されるような脆弱な状態のまま放置されていたことに私は驚くのだ。
「過去最大の天災を基準として」建築物は設計されないといけない。そういう思想は全くなかったのだろうか。いや、指摘をしている方はいたけれども、東電の方が安全対策に使うゼニを出し渋っただけである。
過去の大津波の記録がここにある。
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