空中で戦えるマウス - 江草乗の「大人の物欲写真日記」

　富士通のキャンペーンで「空中で使えるマウス」というのが紹介されていて、登録すると抽選で当たるということだったのだが、そもそもその商品がどんなものなのかとアマゾンで検索してみると、富士通ではなくてロジテックの製品であることがわかった。正式名称はLOGICOOL ワイヤレスレーザーマウスタッチセンサー式ホイール搭載 MX エアー MX-Aというものだった。マウス収集家であり、研究家である私としては血が騒ぐ。我が家には実に５０個近いマウスが存在する。その多くは趣味で収集した面白マウスである。しかしこの価格を思うとおいそれと買うわけにはいかない。私の設置しているマウスショップのマウスヲタクでもこんな高額マウスはまず売れない。ただ、マウスヲタクで売れる商品の中には時々？と感じるモノもある。昨日たまたまマイクロソフトインテリマウス IntelliMouse 673-00430が売れていたのだが、いまどきこのようなボール式のマウスをわざわざ指名買いする人の購入理由が私には納得いかないのである。もしかしたら収集用だろうか？そう思ってこのマウスについて書かれたブログを読むと、スクロールホイルの使用感がいいとあった。そういう部分はかなり好みに左右されるだけに、一度気に入ったものがあればずっと同じモノを使い続けると言うことなのかも知れない。私も今使ってるマウスと全く同じ製品の未使用品を二箱しまってある。そう思えばいつまでもマイクロソフトがこのなすび型マウスを販売してることの理由もわかったような気がする。唯一の難点はこのなすび型マウスにはUSB対応のものがなくて、PS/2端子にしか対応していないということである。どこの国で生産されたのかわからないバルク品ならばUSBもあるかも知れないが、おそらくその偽物のスクロールホイルの使用感は似て非なるモノに違いない。

LOGICOOL ワイヤレスレーザーマウスタッチセンサー式ホイール搭載 MX エアー MX-A

出版社/メーカー: ロジクール
発売日: 2007/09/07
メディア: Personal Computers
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　アマゾンではこの空中で使えるというマウスをこのように紹介している。

デスクトップのみならず空中でも簡単に使用できるマウス
デスクトップでは、高度なレーザーテクノロジーが、精確なトラッキングと素早いレスポンスを提供。
空中では、革新的なFreespaceモーションテクノロジーにより、手の動きを高感度の自然なカーソルコントロールに変換。デスクだけでなく、部屋の離れたところからでも、リラックスして音楽を聴いたり、写真を閲覧したり、インターネットを利用することが可能。
MX Airマウスは、PCベースのエンターテインメントエクスペリエンスにぴったりのデバイス。

Wii【メーカー生産終了】のコントローラーみたいな操作性のマウスと考えたらいいのだろうか。などと書いても私はＷｉｉで遊んだこともないわけだが。それにしても空中で動かすだけで操作できるというのは実に不思議である。どんなメカニズムになってるのだろうかと興味がわく。幸いこのマウスを買ったという方のブログを発見したのでその後の使用レポートを楽しみにしたい。そして、このようなものを製品化できるということに対して、私は日本のハイテク技術の高さに深く敬意を払いたいと思う。軍事産業ではなく遊びの世界の中でこのような技術が発展していくことに対して、日本はもっと世界から評価されてもいいと思うのだ。　
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