パンク修理ぼったくり

　昨日母はクルマで妹を歯医者に連れて行ったのだが、そのときにクルマが近所でパンクしたのだという。それでクルマを近くの中央環状線沿いの出光のスタンドに持っていてその場で直してらったそうなのだが、そのときになんとパンク修理で４６００円も請求されたらしい。それは明らかにぼったくりである。その内訳はパンク修理が２５００円に、ホイールの脱着で１０００円×２ということだった。パンク修理時にわざわざを外してするのは店の側の都合であり、別に外さなくても修理可能である。仮にそれを別料金で請求するにしても、それが修理代くらい掛かるなんてどう考えてもおかしい。オレは母にその修理代をいったん渡した後、考えてよく利用してるエネオスのドクタードライブのところに電話をかけて聞いた。すると２６５０円ということである。「その店の値段はおかしいですね。」とそのエネオスのスタンドでも語っていた。それで私は朝マックに行ったついでにその出光のスタンドに立ち寄って、いきなり「この店の責任者を出してくれ」と要求したのである。
　責任者ということで出てきた方に、私は丁重に母から聞いた話を伝えて、そして合計４５００円という料金の妥当性について問いただした。するとその責任者の方はいった事務室に戻った後昨日の支払いの明細を一覧を持参してそこで４５００円という料金請求を確認した後に、「これは私どものミスで過大に料金を請求していました」と認めて謝罪し、過大に請求した金額を返還してくれたのである。アルバイトが間違って請求したという。しかし、母の話ではその場には３人いたという。３人が３人とも間違うとは考えにくい。ということはこの３人のバイトが結託して過大に請求したのだろうか。私としてはゼニが戻ってきたのでそれでいいのである。母は私に「パンク修理代はちゃんと払ってくれ」と言っていた。私の性格から考えて、そこで怒り狂って罵倒しまくって迷惑料云々としてパンク修理代までもチャラにさせることを怖れたのだろうか（笑）
　店の方は「きちっと調べて注意しておきます」再三お詫びしてきたので私もまあゼニの一部を返してもらってそれで矛を収めたのだが、もしもこのスタンドが「その料金で間違いありません」と主張していれば、オレの暴言日記のタイトルは「日本一パンク修理が高いガソリンスタンド」という題名で、その出光のスタンドが罵倒されてしまい、それによってそのスタンドだけではなくて全国の出光のスタンドがダメージを受けて、その損害額は数億円に上ったかも知れないのである。そこですぐに返金に応じてミスを詫びるというその店の判断は極めて適切だったと言えるだろう。
　それにしてもその３人のバイト、いったい何を考えていたんだろう。私は「その修理の担当者をここに出してくれ。母はその場で抗議してる。それを受け入れなかった理由を聞きたい」と主張したのだが、「今日は休みだ」ということだったし、母をそこに連れてきていない以上、そこにいる連中を首実検するわけにもいかなかった。もしかしたらその場にいたのかも知れないなあ。

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