投票ボタン

　コラム「言いたい放題日記」は日記才人という日記リンク集に登録している。そこでは投票ボタンが設置できるようになっていて、最初は日記本体の投票ボタンに何の工夫もしなかったのだが、一日３０〜５０票くらいの投票があった。アクセス数は３００〜４００はあったから、アクセスしてくれる人のうちの投票率は１０％程度というところだろうか。得票の多い人はたいてい投票ボタンに工夫があって、押せば日記のオチが読めるなどの仕組みになっていた。自分もそういう仕組みを導入したら、日記才人経由で読んでくれる４００人程度の人のうち半分くらいは投票してくれるだろうかと甘い期待をしたが、それはやはり甘く、せいぜい１００程度で、投票率は２５％程度である。アクセス数が多いわりに得票の少ない日記は、いちおうは読むが投票するに値しないクソ日記であり、逆にアクセス数のわりに得票の多い日記はコアなファンが多い日記ということになるのかも知れない。
　さて、クソ日記とコアなファンの多い日記、自分の目指すのはどちらかということだが、私は所詮自分の暴言は便所の落書きみたいなものだと思ってるので、みんなが投票してくれるようになると却って怖い。万人受けするモノなど書いてるつもりはないのである。読んでる人が腹を立てたり顔をしかめたり、このバカヤローと怒り狂ったりするものをわざと挑発的に書いてるつもりなのである。だからそんなクソ日記を考えたら４人に１人もの人が「投票」していることは、そんな便所の落書きが好きな人が世の中には大勢いるというゆゆしき事態なのである。ちなみに暴言コラムと違ってこちらの個人日記の方の才人投票率は１０％以下である。こちらの方が自分としては高尚なものを書いてるつもりである。例えば「父と暮らせば」シリーズなどは親子の絆の物語である。多くの人がこれを読んで涙してくれるのである。それでも投票率は低いのである。いかにこの数字がどうでもいい数字であるかがよくわかる。