期末試験採点始まる！
期末試験が今日終わった。自分の科目の試験が最終日に入っていたので、その日まで少しも採点できずに手持ちぶさただったのだが、今日やっと採点が開始できることになった。といっても模範解答作りをしていて、えんま帳を見ながら平常点の点検をすませていたので、答案用紙に向かったのは帰宅時にロイホによったときが最初だった。家に帰ってもたぶん採点が進まないので、ロイホに寄り道して少しでも片づける。そういうわけで今日の帰り道にロイホに寄ったのだが、夕食前なので軽くオニオングラタンスープとドリンクバーをとる。この「オニグラ」は私の大好物なのだ。ドリンクバーでは主にハーブティーの類を選ぶ。そういうものの方が頭がすっきりとして仕事モードに入りやすいからである。それにしてもどうしてこんな不注意なミスを生徒はするのかなと思いつつ、少しばかり採点を始める。試験の採点というのは時間と労力を必要とする熟練作業である。特に記述式の解答の場合は必ずしも模範解答と同じではなくても得点を与える場合もある。そうしたことを判断しつつ採点するのでなかなか進まないのである。そうそう、伊勢物語の問題で「乾飯」を読ませる問題を出したのだが、（正解は「かれいい」）、多くの生徒が「かんぱん」と答えていた。ちゃんと読めよ。「乳母」も「めのと」と読めずに「うば」とか「にゅうぼ」と読んでいる。なぜか「ままはは」という答えもあった。「直衣」を「のうし」と読めずに「ちょくい」とか「ひたたれ」という答えがあった。ひたたれは「直垂」だろう。
こうして「採点」という熟練作業をこなすことで自分は家族を養うための収入を得ているのだが、自分のこれまでに書いた日記や雑文を収入源にして暮らしていければ・・・と大それたことを夢見ることがある。たとえば日記に貼り付けてあるクリック１円のバナーやテキストリンクを踏む人が一日にのべ２万人いれば・・・・（ここで日記の読者はそんなにいないじゃないかとつっこまないで欲しい。バナーやテキストリンクが複数以上有ればアクセス数以上のクリックを得ることは理論上可能である。）と期待するのだが、実際のところ日記の読者はそんなに暇ではなく、続きが読めるエンピツ投票ボタンでさえも押される確率はアクセス数の１０％程度、なんの工夫もないブログランキングの投票ボタンが押される回数に至ってはアクセス数の３％程度なのである。そんなに少ないのだから、律儀に広告まで見ていってくれる読者は皆無・・・でもなく、アフィリエイト研究室のアクセスは一日数人程度、なので「なきにしもあらず」という状況である。
たまに書く企画日記でエネオスカードを紹介したりするとそれなりの紹介手数料は発生するが、それとて一時的なものである。そういうわけで「ネットで家族を養えるような収入を得る」ということは私にはとても不可能で、私は試験問題を作成し、あまり上手とは言えない古典の授業を続け、時にクラス担任として生徒の相談に乗り、一日の大部分を教師としての職務遂行のために使い、日記を書いたりメールやりとりしたりする時間は睡眠時間を削って作っているのである。現在の睡眠時間、一日平均４時間という実態がそれを物語る。もしも暴言日記をやめれば自分は８時間睡眠を手に入れられるかも知れない。
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