さくらんぼ 母ときた道
知的障害の母と、娘の物語である。子どもたちから「うすのろ」「うすのろ」とバカにされて追い回され、幼児程度の知能しか持たないお母さんは、娘に対する愛情だけはとても深い。その母と娘の物語である。字幕なんかなくてもいい。映像だけで話がちゃんとわかる。そういう作品だった。
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子どもを餓死させて平気で遊び回る母親が居る。虐待して殺してしまう親たちがいる。この豊かな日本に生まれながら親に見捨てれられて死んでいくかわいそうな子どもたちがいる。せっかく豊かな国に生まれてきたのに、どうしてそんなことが起きるのだろうか。
それに引き替え映画の中の中国の農村ははるかに貧しい。しかし日本人の忘れた豊かなものがそこにある。その貧しい生活の中でも豊かなものはいったい何なのか。
中国映画では以前に「初恋の来た道」という映画を観た。そのときも、「こんな映画はもう日本では絶対に作れない」と思ったものである。この映画も同様だ。どうしてこんな作品を作れるだろうか。障害者をこのように描くことなどそもそも不可能だろう。
私は日記の中でよく中国政府に対する批判的なことを書く。でも、こんな心に突き刺さるようなすぐれた映画を作る人もいるのである。そのギャップはどうして生まれるのだろうか。どちらが真の中国の姿なのだろうか。
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