ガソリンはいつ１００円を切るのか - 江草乗の「大人の物欲写真日記」

exajoe2008-11-29

　家の近くのセルフのスタンドのガソリンがついにこんなに安くなったのである。ハイオク１１８円、レギュラー１１０円まで下がってきたのである。一時の高かった頃を思うと驚きの安さである。もしかしたら１００円を切るのかも知れない。そうなると運送業界とかはかなり助かる・・・と思ったけどその前に景気が悪くてどうしようもないか。ただ、軽油とレギュラーの価格差ってこんなに少なかったかなとふと疑問に思ったのである。昔はもっと軽油って安くなかったかな。あるいはガソリンの値下がりほどに軽油は下がっていないのかも知れない。灯油価格の値下がりも嬉しい。今は１３５０円だが、これが２０００円以上していた時期もあったわけで、このまま高かったら北海道の方たちとかは大変だったと思うのである。
　ただ灯油価格に関しては以前は今の半値くらいだったはずである。そう思うとまだまだ今の価格は安くなったとは言えないわけで、どうせならもっともっと下がって欲しいのである。
　ガソリンが下がると、省燃費車を新規に購入する人も減って・・・ということにはならないかな。少なくともプリウスとかの売れ行きが伸びたのはこのガソリン高が追い風になっていたからであり、その理由を失えば売れなくなってトヨタはさらに不振に陥って・・・となるのだろうか。北米事業が壊滅したトヨタは下手すると赤字に転落するのかも知れない。日本を代表する自動車会社でさえそうなんだから、クソみたいなクルマしか作れなかったＧＭがつぶれるのもまた世の必然なのかも知れないし。
　アメリカ人があの巨大な車を捨てて、日本人やヨーロッパ人のような自動車を好むようになるとは思えない。彼らの巨大な家に住み、巨大なハンバーガーを食べ、巨大なクルマに乗って巨大なカラダをもてあますライフスタイルは不変だろう。しかし、それを支えてきた豊かさは崩壊してしまった。今回の大恐慌を経て、アメリカ人はどんな生活をするようになるのか、それもまた私は興味深く思うのである。