江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

父と暮らせば31

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 父が就職した。79歳の父に仕事がまいこんだのである。自分を必要としてくれてることに大喜びして父は出かけたのである。世間には働き盛りなのに仕事がなくてニート生活を送っている方もいるわけで、そんな中で若い者ではなくて父に仕事がさせてもらえるということを喜ばないといけない。
 父は家でゴロゴロしながら「ひまや!」ということを連発していた。その父がやっと仕事を見つけたのだ。以前に一緒に働いていた人の紹介で、大手スーパーにアルバイトに出ることになったのである。一部上場企業の大手スーパーである。そういうところで79歳なんて採用するのだろうかと思ったが、父は週に4日、律儀に仕事をしてきて、かなり疲れるみたいで帰宅したらもうぐっすり寝ているのだ。
 一度倒れてることもあり、あまり無理が利かない身体だと思うのだが、それでもちゃんとこなしてるのである。仕事内容はスーパーの果物や野菜の売り場の監督と、パートの人たちに対して指示を出したり、商品の価格設定をしたりというこれまでの自分の専門を生かした仕事である。
 そのスーパーには魚屋が入ってるので、そこで自分の食べたいおかずを買ったり、またその隣の店でお昼の総菜を買ったりしてけっこう楽しくやってるみたいである。日々が充実してるということがわかって私も嬉しくなった。週末の土日に仕事が入っているので、今までのように私とお好み焼きを食べに出かけることはなくなってしまうが、それでも父が充実して過ごせる時間が出来たことが嬉しい。

 
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