江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

「きつねの窓」安房直子

 小学校の国語教科書にこの作品が掲載されているものがある。私のとても好きな作品だけに、それが教科書に載ってることは嬉しい。安房直子こそは宮沢賢治と比較できる唯一の存在だと私は勝手に評価している。

きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)

きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)

 そんな私にとって残念だったことは、その存在を私が知ったときにはすでに亡くなっていたことだった。直接お会いできてお話を聞くことができればどんなによかっただろうかと、彼女がまだご存命であった頃に読んでいなかったことを後悔する。公共図書館の児童書のコーナーに行けばかなりの数の作品が並んでいる。それで近所の図書館で長時間読みふけったこともある。
 すぐれた絵本や童話というのは子ども向けではない。大人にこそ読んでもらいたいと私は常々思っている。「100万回生きたねこ」もそうだし、「葉っぱのフレディ―いのちの旅」もそうだ。人はなぜ生きるのかという根源的な問いかけがそこには示される。

投票ありがとうございます。(←ブログランキング投票ボタンです。5/26 20:02現在で99位です。)



恋人にはマウスを贈ろうキャンペーン中!
格安価格で本を書う
株式ランキング投票←ぜひクリックして下さい。5位につけています。
個人サイトランキング投票←堂々の2位です!