江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

連城三紀彦さんの思い出

 「恋文」は直木賞受賞直後に読んだ。当時、文庫本で手に入ったものはほとんどすべて読んでいた。その後新しい作品が出なくなって、どうしたのだろうとは思ったが近況を知ることもなかった。「恋文」が収録された短編集の中の作品はどれもすばらしい。そして彼の短編の特徴は、恋愛を柱にしてもいてもそれは恋愛にまつわるミステリーであり、常に謎解きの要素が含まれ、最後に「そうだったのか!」と思わせるところが秀逸だった。
 まだ65歳、私と一回りほどしか年齢は離れてなかったのか・・・

直木賞作家の連城三紀彦さん死去
 「恋文」など叙情的で耽美的なミステリーや恋愛小説で知られた直木賞作家の連城三紀彦さん(れんじょう・みきひこ、本名、加藤甚吾=かとう・じんご)が19日死去したことが、21日分かった。
 65歳だった。告別式は近親者で済ませた。がんで闘病中だったという。
 名古屋市出身。早大在学中から映画や文学に関心を持ち、シナリオの勉強のためパリに留学。1978年、「変調二人羽織」が幻影城新人賞に入選し、デビューした。繊細で優美な心理描写と大胆な仕掛けを用いて古典的な男女の愛を追求。80年、短編「戻り川心中」で日本推理作家協会賞、83年、「宵待草夜情」で吉川英治文学新人賞。84年には「恋文」で直木賞を受賞し、映画化もされた。
(2013年10月22日02時14分 読売新聞)

 読むならこの3冊がお勧めです。

恋文・私の叔父さん (新潮文庫)

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戻り川心中 (光文社文庫)

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少女 (光文社文庫)

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