江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

富良野のラベンダー

exajoe2011-07-28

写真はYAHOOニュースから→

 大学3回生の夏、私は北海道を自転車で旅していた。前年に利尻礼文にすでに行ったので、その年は少しマニアックに回っていた。札幌をスタートして、支笏湖昭和新山、オロフレ峠から登別、再度輪行(自転車を分解して列車に積み込む)して根室、そこから納沙布岬知床峠、浜小清水、裏摩周、サロマ湖、そこで36度の暑さに死にそうになって南下して阿寒湖、野沢温泉、そしてユースホステルで知り合った東京農工大の女の子と富良野へ行った。「ラベンダーを観る」ために。
 大雪山を目指した彼女と一度別れたが旭川でまた合流して、それからは一緒に札幌、函館と来て、同じ青函連絡船に乗った。自転車はずっと輪行袋の中で眠っていた。
 私は以前に菊川怜のことが好きだと書いたが、そう、彼女は私の好みのど真ん中ストライク、丸顔の髪の長い少女であった。その年の春に自分はそんなタイプの女の子への片思いをあきらめていたのに、また性懲りもなく同じような雰囲気の女の子を好きになったのだった。
 ラベンダーの季節になると、ふっとその女性のことを思い出す。
 彼女とはその旅から帰ってすぐに少しだけ東京でデートしたのだったっけ。7月に北海道に行った私は、いったん京都に戻ってから、夜行で東京へ、そして自転車で大菩薩峠を越えて信州に入って、そこで確か広島大学が主管の西日本大学サイクリング部連盟のラリーに参加した。ラリーが松本で解散になって、そこから東京に移動して、そこで確か逢ったのだったと思う。東京での数時間、何を食べたかとかどこに行ったかもあんまり覚えていない。ただ自分はある部品を調達する必要があって、神田の駅前にあったとあるサイクルショップに立ち寄ったことを覚えている。
 その日の夜行で自分は今度は青森に行った。青森から京都大学のサイクリングの夏合宿に参加して八甲田山をこえて走り、確か蔵王温泉で合宿の打ち上げがあったのだったっけ。そのあたりになると記憶がどんどん曖昧になる。ただその夏休みの自分の自転車の走行距離はかなりのものだったはずだ。
 サイクリング部の合宿に参加したのは4回生になる春までだった。そのころの恋愛の思い出はいつもせつない。それは自分の行動パターンがたいてい「片思い」「ふられる」「落ち込む」の連鎖だったからである。
 
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