夏はやっぱりかき氷
夏はやっぱりかき氷である。誰がなんと言おうと、夏にはかき氷を食うべきであり、かき氷こそは夏のスイーツの王様である。かき氷はちゃんとしたかき氷を食べなければならない。それはファミレスなどで提供されるただの砕氷ではだめなのである。ちゃんとした「かき氷」でないと意味がない。
ちゃんとしたかき氷とそうでないかき氷の違いは、口の中での溶け具合でわかる。氷が溶けるのと、ふんわりと空気をふくんだかき氷が溶けるのとは違うのだ。そして空気をたっぷりと含んだ氷はサクサクと食べられるのである。そんなわけでかき氷はやはり専門のかき氷の店で食べたいのである。
暑い時間にふと「かき氷を食おう！」と思い立ってかき氷を食いに行くのは至福の時間である。そのかき氷が多少ぜいたくな値段であっても許せてしまうのである。自分にはそれくらいの贅沢ならば許されると私は思っているからだ。
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