いとせめて・・・
私はよくシャツを裏返しにして着てしまう。それは背中とかにクスリを塗るときに一度脱いで、それをまた着るときにうっかり裏返してしまうからである。裏返しになってることに全く他意はない。
小野小町にこういう和歌がある。
いとせめて恋しき時はむばたまの夜の衣をかへしてぞ着る(古今554)
【通釈】どうにもならぬほど恋しい時は、夜の衣を裏返して着るのです。
この和歌を唱えて、パジャマを裏返しにして着て眠ると、夢の中で恋しい人に会えるという俗信があったのだ。それは女性だけの文化であり、女子寮とか女子だけの寄宿舎とかで連綿と伝えられてきた。昭和11年生まれの私の母もちゃんとその俗信を知っていた。でもおそらく現代の少女たちはもうそんな習慣は知りもしないだろう。
繰り返して言うが、私がシャツを裏返しにしてしまうことには深い意味は全くないのである。恋しい人に夢で会いたいなんか思ってないのである。ただどんくさいだけなのである。たまにパンツも裏返しになっている。これはたぶんはくときから間違ってるのである。なぜタンスの中のパンツが裏返しなのかわからないのだが。きっとそこには何か罠が仕掛けてあるのだろう。
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