同窓会に出席しました
これが私の名刺です→
卒業して３５年、中学の同窓会があったので出席してきた。会場に着くと、私の顔を見て、当時の私の呼び名で大声で「おお、やっさきちゃうんか！」と呼んでくれたのがことのほか嬉しかったのである。私は名前を少し関西弁ふうに変換した「やっさき」と呼ばれていて、それは小学校の時からずっとだったのだ。しかし、高校に進学してそう呼ばれることはなくなったから、その呼び名を使うのは中学までの友人ということになる。友人たちにしてみても、本名は忘れていてもその呼び名はしっかりと覚えていたということである。
１８：００にスタートして、二次会が終わったのは２３：３５くらいだったが、なごやかな空気に包まれた幸福な時間だったのである。成人式に会って以来・・・という人たちもいれば、中学１年の時のクラス会を１０年くらい前にやってるのでその時に会った方たちもいる。そうそう、自分は中学３年の夏休みに転校したので、厳密にはその中学の卒業生ではなくて卒業アルバムにも載っていない。だから本来は卒業生ではない私をちゃんと同窓生と認定して呼んでくれたことにも深く感謝しているのである。
同窓生同士で結婚しているカップルもあって、みんなに祝福されていた。そういえばこの中には在学中につきあっていたカップルもいくつかあったはずだがどうなったのだろう・・・と思って見ていると、普通に会話していた。３５年の月日はすべてを思い出に変えてしまうのである。
会費は９０００円、二次会はさらに＋３０００円ということなんだが、５０歳を迎える今となってはこの金額は妥当だろう。なんでも「高いから」と来なかった残念な方々もいたらしい。もう二度と会えないかも知れないのになんてもったいないことをするんだと思ったのである。
同窓会に来れる人は「現在が幸せな人」だというのを聞いたことがある。つまり、今の生活にいっぱいいろんな悩みや苦しみを抱えていればそれどころではないということだ。また中学の時の思い出がいやな思い出ばかりで、だからそんな所には行きたくないという人もいるだろう。正直言えば私も中学の思い出がすべてよい思い出であったとは言えない。自分はけっこう問題児だったのである。衝突もあったし、先生とケンカしたこともあった。しかし、３５年の歳月はすべてを郷愁に変えてしまった。
みんな昔の顔のままにオッサンや熟女になっていた。そして、当時の自分はダントツにチビだったのだが、あのときに背が高かった人はただ単に成長が早かっただけだということもわかった（笑）。そこで伸びが止まった人も多い。
今回不参加だった方々の近況もいろいろと聞いた。残念なことに交通事故や病気で亡くなった方もいる。次回は４年後ということだった。そのときにまた元気に再会できることを楽しみにして、帰途についたのである。そうそう、今も同じ街で生活している人もけっこういたことには驚いたのである。
同窓生の一人が石垣島にいると聞いたので、検索すると見つかった。３０年ということは、２０歳の時からか。成人式で会って以来だなあ。アトリエ八重山というのが小学校の時の同窓生のサイトである。
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