江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

目からウロコの世界史物語

 私は世界史の知識がない。いちおう高校で世界史の授業は受けていたし、定期試験でそれなりの点数は取っていたのだが試験が終わるといつも全部忘れた。日本史の方はしっかり覚えていて今でもそこらの受験生どもに負けることはないのだが、世界史となるととにかく知識がないのである。それはやはり「受験勉強」という形でがんがん知識を詰め込むことをしなかったせいだと思っている。世界史の中でも中国史ポーランド史など、興味のある分野に関しては本を読んで理解してきたのだが、それらの個々の国の歴史がどう相互に関わってるかということになるともうお手上げである。
 昔から清水義範の本はよく読んできた。それで勤務先の学園の図書館にあったこの本を読んでみて、面白さに夢中になったのだ。

目からウロコの世界史物語 シミズ式 (集英社文庫)

目からウロコの世界史物語 シミズ式 (集英社文庫)

 世界史をこんなふうに面白く書いてある本にははじめて出会った。この本の特徴は、世界史の重要な部分を「人物史」として描き、その人物を魅力的に書いてある部分である。十字軍を撃退したイスラムの英雄、サラディンについて、トルコ建国の父、ケマル・パシャについて、日本人はあまりよく理解していない。もちろん私もその一人である。だからこそ新鮮なものとしてこの本を受け入れたのかも知れない。
 読み終えてから生徒たちに「世界史の受験勉強に疲れたら息抜きで読んでみたらいいよ」と勧めてしまったのだ。
 清水義範の本の中で一番好きなのはなんといってもこれである。あの暴れん坊将軍松平健の向こうを張って、この尾張の殿様を誰かがドラマにしてくれないかと期待しているのだ。
尾張春風伝〈上〉 (幻冬舎文庫)

尾張春風伝〈上〉 (幻冬舎文庫)

 
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