ゼンショーの一口株主になってよかったぜ！

　私は４月１５日の暴言日記に、 「ゼンショーの一口株主になりましょう」という日記を書いた。その前日の株価は４８３円、１００株単位で売買できるのでわずか４万８３００円あれば一口株主になれたのである。それから３ヶ月、ゼンショーの株価はこのように上昇し続けた。今日は５８５円、あれから１００円以上値上がりしたのだ。率にして実に２１％の値上がりである。

　そういう日記を書いた私も、日記の記述通りに自分も株主になったのだが、その後の値上がりでしっかりと含み益となっている。しかも楽しみなのは９月に権利が確定した後送られてくる株主優待のお食事券である。これは１００株＝年間６０００円　５００株＝年間１２０００円　１０００株＝年間２４０００円分送られてくる株主優待お食事券である。投資資金に対する効率から考えると最低単位が一番お得なのである。
　さて、こんなに値上がりしてしまったからもうそろそろ下がるだろうと考える方も居て、この株を空売りしている人がかなりいる。しかし残念なことに下がらなかったので、空売りしてる方たちは逆日歩という金利を毎日一株当たり５銭払わされている。つまり１０００株空売りしていれば毎日５０円金利を払わないといけないのである。みなさん含み損を抱えて大変である。おそらく９月末の権利確定後の下げまで逃げるチャンスはないだろう。
　ゼンショーと言えば「すき家」の親会社である。しかし、「すき家」以外にも「ココス」「サンデーズサン」「ビッグボーイ」「ジョリパスタ」「なか卯」などの外食産業チェーンを抱える大手なのである。そういうわけでこの株主優待は関連の店すべてで使えるのだ。今の株価で買うなら５万８５００円だが、その投資でこれから毎年６０００円分のお食事券がもらえるならば１０年で投資金額はチャラになる。そのときの株価がいくらであっても売却すればそれが利益となる。そして配当金が年間に１２円だから１２００円、これが１０年間で１万２０００円である。もちろんその１０年のうちに倒産するということが１００％ないとは言えない。株式投資にはそういうリスクがつきものであり、それを恐れては投資などできない。だから「一口だけ」と私は勧めたのである。
　一攫千金を夢見て投資をするのもいい。しかし、こういうささやかな楽しみを満たしてくれる銘柄もそれなりに味わいのあるものだと私は思うのである。

　さて、今後の株価予想だが、９月末の権利確定時にはおそらく６５０円くらいまで値上がりするだろう。そこで権利確定直後に５０円くらい下げて、６００円を割り込み、そこから徐々に上げていって年内に８００円くらいまで上昇というのが私のかなり楽観的な予想である。話半分に聞いてもらいたい（笑）

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