春休みといえども
ローソンで買ったカルボナーラを食べた。
春休みなんだが、仕事がないわけではない。休み中に仕上げないといけないものがある。それは「生徒指導要録」と呼ばれる公文書である。成績の記録、出欠の記録をきちっと書き込んで作成しないといけないのである。成績はなぜか５段階評価で入る。実際の成績は１００点満点で出るのに、それが５段階でしか記載されないというのはなんだかおおざっぱすぎるわけで、たとえば私が教えてる古典が５になる生徒でも、１００点満点で９８点で５という場合と７６点でも５という場合とがあるわけで上下の幅はけっこう大きい。もっとも大学も「優」「良」「可」なんていう区分けだったら似たようなものかと思う。可ばっかりで優が３つしかない学生のことを加山雄三（可山優三）とか呼んでいたなあ。
その「生徒指導要録」には生徒のことをあれこれとくわしく書かないといけない。この所見欄だが、この指導要録自体を本人は見ることがなく、というかこの本体はそのまましっかりとしまわれてしまうわけで、閲覧可能な文書ではない。大学受験の時に使う調査書も、本人が開封して見てはいけないわけである。
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