江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

父と暮らせば37(父のカップヌードル)

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 父がカップヌードルを食べていた。
 父がお菓子と一緒にカップヌードルを買っていたことには気づいていたが、それを作って食べていた。もっとも作ってくれたのは長男である。お湯を入れるだけだが。カップヌードルを買った父に「どうして?」と尋ねると、「昼間、家に誰もおらんときがあるからそんなときにお腹すいたときのために買ったんや」ということだった。もっとも長いことスーパーで働いていた父にとって、若いバイトが休憩時間にそんなのを食べるのを見ていたから買ったのだろうか。カップ麺を買うにしても、それがどん兵衛赤いきつね、天そばなどではなかったことが私には不思議だった。しかし、父がラーメンを食べないものという決めつけはもしかしたら間違っていたのかも知れない。
 父が食べたものをあれこれと思い出してみる。
 レストランで、イタリアンスパゲティをおかずにご飯を食べていた光景を覚えている。カツを食べていたこともあったっけ。吉野家の牛丼のことを「よーあんなもん食えるわ」と言ったことがあるので、吉野家には行ったことがあるのだろう。
 父がどこかに出かけたときに私がいつも訊くことは、昼に何を食べたかと言うことである。去年、父は宇治の平等院に一人で出かけた。そのときは平等院の門前にある食堂がどこも高かったので、橋を渡って京阪宇治駅側に行ったところにある函館市場で食べたということだった。しかし、味覚障害で酢飯の味がわからなくなってからは、寿司は食べなくなったはずなのに、何を食べてきたのだろうかと思ったのである。
 JR天王寺駅にも父が入る食堂がある。その店のレシートがあったので見ると、まぐろ造りとごはんを注文していた。居酒屋メニューをメインとするような店でもちゃんと父の食べるものはあるようだ。




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