江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

車内で見たカップルのHについて

 その日、私は大阪環状線の車内にいた。ドアのところには若いカップルがいて、その横にはメタボのおっさん3人組がいた。そして反対側のドアのところには誰もいなかった。座席はすべて埋まり、立ってる人は比較的ゆったりと立っている、そんな状況だったのである。オレは見るともなく目の前のカップルを見ていた。女の子の容姿は中の下、男はかなり軽そうな感じ。巷によくある組み合わせである。完全に私のストライクゾーンからはずれた女の子なので別に気にもとめていなかったのだが、そのカップルは車内で密着していた。
 男はドアを背にして立ち、女はその男に身体を寄せて立つ。胸と胸がくっついた状態で、二人は密着して立っていたのである。男はその両手を女の子の背中に回して完全に抱きしめるようなポーズになった。そのとき、メタボ3人組のおっさんたちがその手に気がついた。
「抱き合おうとしても手が届かんわ」「うちの嫁さんもふとってるからなあ」
 確かに、そのメタボ3人組はかなり腹が出ていた。夫婦二人とも太ってると、手を回しても届かないのだろう。その悲劇は容易に想像できる。そして自分たちの時間に夢中なカップルは、そのおっさんたちの会話には気づかなかったのか、無視していたのか、相変わらずしつこくいちゃついていた。
 次はどうするのだろう。私は想像した。今、男はきっと背中だけでは飽きたらずに乳房をさわりたいと思ってるはずだ。だったら服の中の背中に入ってる手をそのまま前に回せばいいだけのことである。「次はきっと胸だ・・・」と私は男の行動を推理していたのである。しかし、いくらその男が馬鹿であっても、電車の中で乳を揉むという行為の過激さに気がつかないはずがない。そこまではやらないだろう・・・という気もした。私がそんなくだらないことを頭の中であれこれと考えていた時、男の行動は全く私の予想外の動きだった。
 男は、自分の胸に顔を埋めている女の耳を軽く噛んだのである。その瞬間、女は「あっ、あーん」と小さくだがしっかりと声を出したのである。なんてことだ。「電車の中で耳を噛む」そんな破廉恥な行動が許されるのか。それは公然わいせつ罪の対象にならないのか。だったら服の中で乳房を触るのはいいのか。
 その二つの行為を比較した場合、行為としての重さは乳房を触れる方だが、少なくともそれは衣服の下で隠されている行為である。しかし「耳を噛む」という行為は周囲の誰でも目撃できることであり、現にこの私が見ている行為なのである。そうすると「公然度」では明らかにその「耳噛み」の方が上である。
 大阪環状線外回りの電車は、桜宮から天王寺までの間、基本的に同じ側の扉しか開かない。だから開かない側の扉に密着しているそのカップルのいちゃつきは降りる駅まで延々と続くのである。そしてそれを見ている私もまた、他にすることがないのでその馬鹿ップルをじっと見ていたのである。
 その途中、玉造だったか鶴橋だったか、反対側の扉のところに一人の美少女が立った。デビューした頃の薬師丸ひろ子を色白にしたような感じで、一目見た瞬間私は「か、かわいい!」と視線が釘付けになってしまったのである。その馬鹿ップルの観察は終了。もう後は知らないから好きなだけ耳でも鼻でも噛んでくれ・・・と思って私は身体の向きを変え、今度はその美少女をじっと見ていたのである。幸いその少女の視線は窓の外に向かっていたので、車内で自分を見つめてる変なオッサンに気を止めることはなかったようであった。
 馬鹿ップルも、美少女も、私もみんな天王寺で降りた。その直前、私は心の中で自分がその馬鹿ップルの男性側であり、自分の胸に顔を埋める女があの美少女ならどんなに幸福だろうかとありえない妄想にひたっていた。
 
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