名残の桜
右の写真はよく撮れてるでしょう。下に広がる桜と、不釣り合いなOAPの巨大ビル群のコントラストがなんともいえない感じで気に入っています。今年はもうオシマイなので、来年ごらんになってください。
桜の見頃は先週だったみたいで、かなり散っていたのですが、それでも桜之宮公園ではかなりの桜が残っていました。すぐ近くにクルマを停めて、写真を撮るためにぶらりと立ち寄ったのですが、そのときに「藤田邸跡公園」というところを発見しました。ずっと大阪にいて知らなかったのですが、こういう場所があったのか。都会の中のオアシスのようなこんな場所があると嬉しいですね。園内にはお弁当を広げる人や、幸せそうに膝枕で寝ているカップルなどがいました。そうそう、馬酔木の花がきれいで、水仙もきれいでしたよ。チューリップも咲いていました。なんの統一性もないそんな花壇が大阪らしいです。
大阪は先週が見頃だったみたいですが、朝日新聞の4月13日の記事では、御室の仁和寺の桜が満開であると報じています。なぜ高さ3m前後にしか成長しないのか、御室桜の秘密を住友林業や千葉大学が研究して明らかにしたという記事でした。御室には「オムロアリアケ」と呼ばれる低木の桜の品種があるのですが、他の品種も成長しない理由が謎だったわけです。それが今回の研究で明らかになったと。今ならまだ御室の桜には間に合います。思い立ったら出かけてみましょう。そして訪問されたら「秘密の京都」の掲示板に書き込んでみてください。
品種による開花時期の違いというので私が思いつくのは八重桜です。もちろん桜之宮公園でもこうして咲いてるのですが、どうして八重桜は遅咲きなんでしょうか?
まあ個人的には、この花が重そうでぼってりとした感じがいいですね。御室の桜も八重桜じゃなかったかな。実は私は御室には一度も行ったことがないのですよ。京都に住んでるときにも行かなかったのですが、それ以降もなかなかチャンスが無くて本当に残念です。御室は八重桜だから花の時期が遅いと思っていて、それは正しかったのかな。こうして桜之宮公園でも八重桜は今が満開だし。まあ私は園芸の専門家でもお花見の専門家でもなくただの野次馬なので、こういうことは専門家の方にきちっと説明してもらうのが適切ですけどね。詳しい方からのコメントをぜひお待ちします。それから、すてきな花の写真をお撮りの方がおられましたらどんどんTBしてください。そうしてくださったら私も見に行くことはできますので。
まあ、散ってしまった桜の景色でもこんなのがあるので、満開の桜だけが桜ではないことは明らかなんですけどね。吉田兼好も語っていますからね。
「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは」と。満開の桜だけが桜ではない。実際には見に行かずに家に引きこもって桜のことを想像するのも、散ってしまった後の景色もまたなかなか風情のあるものだと。これは桜だけではなくて恋愛にも言えることであり、おたがいがラブラブの絶頂期の恋愛だけによさがあるのではなくて、なかなか通じない片想いの苦しさや、別れた恋人のことを思い出す時間の中にも恋愛の醍醐味はあるのだと言う形で吉田兼好は発展させてるのですけどね。
そうそう、私のリンク先のちろるさんが「60年後のロミオとジュリエット」というお話を書いています。リンクをクリックすると「第一回」のお話が開きます。そこから後は、下のリンクのところから「前の話」を順番にクリックしていくと順に読めますのでぜひごらんになってください。老老介護をテーマにしたお話です。
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