マンガ枕草子

　昨日の話題の続きなんだが、ブックオフでこんな本も買った。枕草子の漫画である。「春はあけぼの」というのを「春ってあけぼのよ！」というふうに現代語訳していて、とにかく立ち読みしていて面白かったので買ってみたのである。作者は面堂かずきという方なんだが、「原作・清少納言」と書かれていて少し笑ったのである。枕草子が清少納言の作であることは当たり前なんだが、それをこうして「巨人の星」の原作が梶原一騎であるようなノリで書かれるとなんだか違和感がある。清少納言はまさか後世にこんなことになるなんて思いもしなかっただろう。
　この漫画、今でも買えるのだろうかと思ってちょっとアマゾンで検索してみた。すると私が手に入れたものとはカバーが違うのだがこういうものが見つかったのである。

まんがで読む古典 1 枕草子 (ホーム社漫画文庫)

　他にも更級日記や源氏物語、奥の細道などの漫画があるようで、これはブックオフに行く楽しみが増えたのである。もっともアマゾンで買えば一気にそろえられるのだが。中公文庫には「マンガ日本の古典」というシリーズがあるみたいだ。

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