江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

タワーサイドメモリー

exajoe2008-02-19

妻が私の隣で松任谷由実のCDを聴いている。「リフレインが叫んでる」「最後の嘘」「真珠のピアス」とてもなつかしく、私もパソコンに向かいながら流れてくる音を聴いているのである。今日の妻はイヤホンやヘッドホンで聴いていないからである。妻は一生懸命大学の通信教育の勉強をしてるのだが、音楽を聴きながら集中できるのかなとなぜか疑問に思うのである。私はそうした「ながら勉強」というのができずにいつも勉強は静かなところでシコシコしていたなあと思う。
 でも考えれば、松任谷由実を聴いていたのは何十年前だろうか。自分が大学生になるよりも前だから30年近く前ということになる。そのころの曲を今も聴いているということは、これから新しい曲を聴くよりも、これまでに自分が聴いてなじんでいるのを聴き続けるということの方が快適な時間ということになるのだろうか。
 ふと見ると、妻はこたつに腰まで入った状態でうつぶせになって眠っている。さっきからCDは同じ曲ばかり繰り返している。妻が子守歌がわりにして眠ってしまった曲は「VOYAGER〜日付のない墓標〜 」だった。それを妻はリピートして聴いていたのだった。流れてくる歌詞を聴きながら、「私とあなたが知り合えたことを 私があなたを愛していたことを 死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから・・・」だなんてフレーズをずっと隣にいる私に聴かせ続けるなんて、なんて憎い演出なんだと思ったのである。しかも妻はぐうぐうと寝ているのである。COBALT HOURひこうき雲MISSLIM眠りながらの愛の告白だなんてなかなかしゃれてるじゃないかと勝手に喜びつつ、いやそんな深い意味などないよなと笑いつつ、そういえば自分は妻と一緒に車に乗ってるときにどんな曲を掛けてるかなと思い出しつつ、その選曲が妻にどのように思われてるのかと改めて考え込んでしまったのである。

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