こたつが熱すぎます！
私の妻はいつもこたつの設定温度を一番熱くしている。私はできればいちばん低くしたい方である。熱すぎても意味がないし、下手すると低温火傷するかも知れないし、消費電力も大きいから無駄だと思うのだ。しかし、今の私は妻の部屋の居候となっている。その理由は、私がふだん使っているパソコン部屋が冬は死ぬほど寒いことである。室温が外気温とほぼ同じなのだ。昨年まではそこでファンヒーターをがんがんつけて温度を上げていた。しかし、今年は灯油高もあって、パソコン部屋のある離れは使用せずに温かい母屋の方でこたつでパソコンというパターンを選んだ。今まで使っていたデスクトップよりもはるかにサクサク動くノートパソコンを手に入れて、それがメインマシンになったことが最大の理由である。もちろんデスクトップはまだちゃんと使えるのだが。比較するとあまりにも遅くて重いのである。
そういうわけで私が定位置にしてる妻の部屋のこたつ、これがとにかく熱いのだ。それで私はこっそりと温度設定を下げてるのだが、妻はすぐに元の温度に戻す。その繰り返しでしょっちゅう衝突するのである。
温度の不一致は一番離婚の原因になると聞いたことがある。そういう意味で今温度の不一致で衝突してる我が家ももしかしたら危機を迎えてるのかも知れない。とにかくこたつは熱い。
その熱いこたつに正座して入って、できるだけ浅く入ることで熱さから逃れるというのが今の私の対処法なのである。それにしても正座でパソコンというのは膝に掛かる負担が大きい。しびれが切れて時々立てなくなる。こんなことでは血行障害を起こしそうだ。なんとか母家の中に自分の居場所を作るしかない。しかし、子どもの部屋や両親の部屋に完全に母屋は占められていて、自分の部屋を新たに設置するのは無理である。
一番いいのは、どこかの高層マンションでも買って、そこに自分専用の部屋を用意して快適な状況を作り出すことだが、そのためにはかなりの投資が必要となる。そこまで出せる余裕は・・・残念ながらないなあ。ああ、ワンルームマンションでもいいから自立したいなあと、おっさんらしくないことを思う。一人暮らしをする煩わしさなんてちゃんとわかってるはずなのに。
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