バブルへGO!
テレビで放映されていた映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション [DVD]」を観た。広末涼子と薬師丸ひろ子のファンである私にとって、この二人が母子の設定というそれだけで十分に観る価値があったのである。この映画は2007年から1990年にタイムスリップして、バブル崩壊から日本を救うという社会派SFものである。バブルの頃の世相が誇張されて描かれているのがなかなか面白かったが、バブルの崩壊が実は仕組まれたモノであり、日本の資産を買いたたかせて外資に売り飛ばすための陰謀というのは笑えない内容だった。案外それは正鵠をついていたかも知れないからだ。1990年にタイムスリップした広末涼子は果たしてバブル崩壊を防げるのか。まさに抱腹絶倒の映画でかなり楽しめたのである。けっこうよくできたストーリーだったよ。「おっとそうくるか!」という感じで伏線も効果的に仕組まれていたし。まああまり書くとネタバレになるので、今日見逃した方はDVDでも借りて観て欲しい。十分に楽しめるはずである。最後まで退屈せずに一気に時間が過ぎたという感じだったよ。
さて、バブル崩壊ということを体験した日本の歴史を教訓にして、アメリカは今の金融危機をどんなふうに乗り切ろうとするのだろうか。あるいはアメリカも日本と同じようにバブルを崩壊させてしまうのか。このような現象は資本主義経済の必然なのか、あるいは政策というモノで対応可能かのか。経済学というのは予測不能な様々な要素が絡み合った複雑系の事象である。もしも自分がこのことに気づいた高校生だったならば、文学部なんて世界に進まずに絶対に経済学部に進んでいただろう。それは間違いない。いろんな本を読んでいてやはり経済のことが一番面白いことに気が付く。
そうそう、京都の和菓子を調べるのにいい参考文献を知った。この本を入手しなければ・・・

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