忘年会に行きました
忘年会に行った。忘年会といっても、おっさんたちが酒を飲んで踊り狂うような一般的な忘年会ではなくて、部活の生徒たちが一年間をしめくくりということでみんなでおいしいものを食べて盛り上がるそんな会で、中学生高校生たちと一緒なのでもちろん酒はない（笑）。顧問としてその会を監視するために参加するようなモノである。今回生徒が選んでくれた店は神楽食堂 串家物語 茶屋町店であった。私は土曜日の朝、雨が降っていたので梅田までクルマで出かけて、ロフトの立体駐車場にクルマを入れて（ここに入れておけば車上荒らしの心配はない）、それから集合場所の大阪駅に向かったのである。
串カツ食べ放題ということで期待していたのだが、ランチタイムということで安くなっていて、ホットペッパーのクーポン使用で２１００円と思っていたのが実際はさらに安くて１８９０円だった。（女性は１５９０円）さて、２つのテーブルに分かれて、みんな臨戦態勢に入る。私も牛肉やタマネギ、チーズちくわ、ししとう、じゃがいも、カボチャ、エビなど山のように串を選んできては衣をつけてどんどんフライヤーに落とし込む。そして揚がり具合を見ながら喰いまくる。食っても食ってもまだまだ喰えるような気がする。ごはんは一膳だけであとはとにかく串カツを喰いまくった。おそらく３０本以上は喰ったのだと思うが、基本的に牛肉ばかり食いまくったのである。ただ、ちゃんと野菜も半分くらいは食べてるのである。
さすがに脂っこいモノに胃が悲鳴を上げだしたので、今度は方針転換してお茶漬け、うどんというあっさりしたものを喰い、そしてデザートタイムに移行すると今度は怒濤のように杏仁豆腐やコーヒーゼリー、ヨーグルト、プリンなどを喰いまくった。自分で巻くソフトクリームも食った。こんなに喰いまくったのは久しぶりだ。もうこれ以上喰うのは無理だ。これはどう考えても食べ過ぎだ。そう思っていてもちゃんと食後のコーヒーや締めのデザートは食った。それから数時間の間、私はなかなか胃が大量の食物を消化してくれないことに苦しんだのである。
なぜ自分は「食い放題」となるとこんなに必死で喰いまくってしまうのだろうか。喰わないと損！という感じで喰って食って食いまくるのだろうか。それを食べたからといって何かいいことがあるわけでもなく苦しいだけなのに「払った以上に喰おう」なんて不可能なことを実現しようとするのか。もしも自分ごときに簡単に値段以上に喰われるようではそもそも食い放題というシステムは破綻してるじゃないか。きっと原価はとんでもなく安くて、自分ごときがいくら喰いまくったところで屋台骨はゆらぐはずもなく、結局は店が儲かるだけなんだよ。そう思ってもついつい限界まで喰ってしまう貧乏性の私がそこにいた。「払った以上に喰いたい！」このケチな性格は直らないだろう。帰ってから母親にも「あほか！」と言われたのだった(^_^;)
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