江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

子どもの宿題

 妻が次男(小5)の勉強を教えている。私はその傍らでこたつにノートパソコンでこの日記を今書いてるのだが、必然的に話が聞こえてくる。次男がやってるのは算数の問題で、平行四辺形の形をした砂場に十文字の形に道路が通っていて、その砂場の面積を求めるという単純なものである。その単純な計算に対して「わからん!」「教えて!」と連呼する次男に妻が手を焼いている。そしていろいろと説明してるのだが、その合間にも「わからん!」とか大声で次男が文句を言ってる。
 勉強を教えてもらう立場でありながら、その傲慢な態度は何だと私なら次男をぶん殴ってしまう(←児童虐待)は確実なので、妻が自分で教えてるのだが、それにしてもなんだかなと思う。そして小学校でちゃんと教えてもらっていないのかと不思議に思うのだ。自分は小学校中学校、親に勉強なんか教えてもらった記憶がない。幼稚園に上がる前にひらがなを教えてもらったことは覚えてるが、それ以降親に学校の勉強の面倒を見てもらったことはない。もっとも私の兄はけっこう母親から算数とかを教えてもらっていたようだが。物心ついたときからお勉強のできるお子さまだった私にとって、小中学校の勉強なんて、教室で100%理解できるものだった。それが理解できないということは教室でちゃんときいていないかぼんやりしてるかまわりとおしゃべりしていて集中していないかとしか考えられない。
 だからたまに次男や長男から質問を受けて答えてるときも、「学校でちゃんと聞いていないのか」と不思議に思うのである。長男は今英語を勉強していて単語の綴りを辞書で調べずに聞く。聞けば私や妻が即答するので、それで横着になってますます自分で調べようとしないのだが、それははっきり言って勉強のスタイルとしては失格である。だったら正しい勉強の仕方を教えれば・・・と言われそうだが、我が家には腐るほど本があって勉強の環境は用意されていて、子供たちには全員自分用のパソコンがあって、それでもやれないということは勉強に向いてる素質が欠如してるのと同じであるということだから、そういう子供を無理に勉強に向かわせるのはかえって拷問のようなものだし、もしも本人が絶対に必要後思えばそのときは本気でするだろうから・・・と私は息子を中学受験させることとかも考えなかったし、高校も公立に進んだらいいと思っている。学習環境は私学の方が整ってるというのは事実だが、それは環境の問題だけであって、最終的に決めるのは本人だからだ。私学でもろくに勉強しない落ちこぼれてしまう生徒はいる。本人にやる気があれば学校には行かなくても通信教育や参考書、問題集だけで受験勉強はできる。そんなものにかかるゼニはわずかだ。

 勉強ができない生徒のできない理由は基本的に「受け身」のせいだろうと思う。ただぼんやりと座って漫然と聞いていればわかると錯覚していて、わからないのは教え方が下手だからと思ってる傲慢な連中。そんな大衆がいるから予備校や塾という「受け身の生徒」を相手にする受験産業が栄えるのだと思うのだが。自分から積極的に理解しようという姿勢がない限り、永遠に進歩がないままなんだろう。気がつくのか、気がつかないままに一生を終えるのか。気がついたときはもう遅いのか。
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