MR−Sに乗るおばあちゃん
毎朝の通勤時、自分とほぼ同じ経路を同じ時間帯に走るクルマというのはほとんど同じメンバーである。その中に一台、シルバーのMR−Sがある。オープンではなくてしっかりとハードトップをのっけたモデルである。そのMR−Sのハンドルを握ってるのはなんと自分の母親くらいの年齢のおばあちゃんなのだ。私はそれを最初に発見したとき大変驚いた。
彼女の運転はなかなかきびきびしている。前にじゃまなクルマがちょろちょろしてるとホーンを鳴らして威嚇する。前のクルマはあわてて道を譲る。まさかドライバーがおばあちゃんだとは思ってもみないだろう。昨日の朝見掛けたとき、なんと日よけのところにタオルを吊していたのである。前方の頭上にあるものを真横のウインドーの方に90度傾けて、そこにタオルを吊していた。そのスタイルはいかにも70のおばあちゃんの感覚だ。しかし運転は極めて達者である。その証拠にオレは追い抜いたはずのそのMR−Sに追いつかれることがしばしばある。もしかしたらおばあちゃんも私の赤いFTOを見て「こしゃくな!」と思って抜きに掛かってるのかも知れない。
自分が年をとって家族4人でクルマに乗る必要がなくなれば、そのときはこういう2シーターのクルマもいいかなと思う。2シーターと言えば同じ道筋でマツダのAZ−1を見たこともある。あんな楽しいクルマを各メーカーはもっと出して欲しいのだがなあと思うのである。もしかしたら将来の中国がそうした夢のあるクルマの量産に乗り出してくるかも知れないが。
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