休日の朝

　小６の長男が１１時近くまで寝ている。休日の朝、遅くまで寝てるのは大人の特権だと思っていたが最近は子どももそうなのである。ただ私が心配するのは、そんなに遅くまで寝ていたら、夜もなかなか眠れないから結局遅寝になってしまって、そして朝なかなか起きられないということなのだ。
　朝きちっと起きるということは偉大なことである。私は毎朝６：００くらいに自然に目覚める体内時計があって、その習慣はおそらく公立学校を退職して今の私学に勤めるようになってから身に付いたものだと思うが、はじめはそうして朝かなり早起きになることに対して不安があった。毎朝６：００には起きて、６：３０くらいにはクルマで家を出て・・・なんて超早朝生活に自分の肉体がなじむなんて思ってもみなかったが、人間というのは不思議なものでちゃんといつのまにか適応している。長期休暇の時はいつもの夜型の生活になってるのだが、勤務があるときの平日の行動は、遅寝早起きというスタイルで一定している。いったいどこで睡眠時間を確保したらいいのか・・・ということになるが、週末にまとめて寝ている。それでなんとかなるのが人間の身体らしい。本当に不思議である。
　昨日、長男が妻にかなり叱られていて、泣いてトイレに籠城したりしていた。さっきその長男を連れて二人でマクドに行った。クルマの中でいろいろと話をした。叱られることで自分が悪いことはちゃんとわかっている。ただ妻にきつく言われるとそこで激してしまって自分の感情をうまくコントロールできなくなるのである。このくらいの年齢の子どもなら仕方がない行動だ。「おまえがお兄ちゃんなんやから、どうやったら弟とケンカにならずにすむか、もっとよく考えろよ」と言い聞かせるが、これまでなんどこういうことを繰り返しただろうか。その兄弟げんかの不毛さにいつになったら気づくのだろうか。・

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