株式講演会２

　昨日の株式講演会の後で考えた。自分ならこの中高年の人たちに対してどんな形で投資を勧めるだろうか。つまり、楽しみながらの投資のススメである。まず、コンピュータを使わせる、これは必須項目である。そのコンピュータはどこに設置するのか。そこで私が考えるのは、家賃の安い郊外の駅前商店街あたりの空きテナントを入手して、そこではじめる投資塾だ。数台の常時接続のパソコンを用意して、そこでトレードしてもらう。会員はみんな同じ証券会社を使用するようにして、パソコンの前には使用者の名前を表示して、私も同じ部屋で取引しながら、そしてその場でおたがいに瞬間的な情報を交換しあって、タイミング良く売買する一種の「投資サロン」みたいなものだ。会費は月5000円くらいでパソコンのレンタル料ということにしたらいい。「投資顧問業」ではない形の、たとえばパソコンのレンタルと場所貸しという名目になるだろうか。
　会員の方からゼニをとってもうけようとは思わない。自分のしてることは結局「人助け」なのである。月に３０万も勝てればそれで生活していける。元金が５００万もあれば、信用取引でそれくらいの運用実績をあげるのはさほど困難ではない。少なくとも自分なら可能だ。
　街角の投資塾なんてスタイルで起業するのも面白いかも知れない。投資顧問業ではない「投資を学ぶ塾」はどうだろうか。でも考えたらネットトレードに的を絞ったネットカフェと言えないこともないわけである。