綱渡りのデイトレ

　平日で休みの日はデイトレの日になる。朝からパソコンの前にスタンバイして前場の寄り付きを待つ。トヨタが高く寄りつきそうなので監視する。3820円で買った信用買い1400株と3830円で買った現物株を持っていたので、とりあえず利益確定するために売り注文を出して様子を見る。９時を過ぎたが、3880円で特別買い気配のままなかなか寄りつかない。５分近く過ぎてからやっと寄りつき、3900円で売ることができた。合計で＋185200円（手数料入れず）。その後、昨日ストップ高だった東日カーライフグループ（東日ＣＬＧ）に注目する。かなり信用倍率が低くて売りが買いの５倍以上もあって、そこをさらに上げられてしまっていわゆる「踏み上げ相場」になってしまった感がある銘柄だ。まだこの株が安いうちに空売りしてしまった人は、高値で買い戻すか含み損を必死で持ちこたえるかのいずれかしかない。持ちこたえるにも限界がある。たとえば600円で１万株の空売りをするために必要な保証金は180万円だが（東日ＣＬＧは増担保規制なので300万円）、800円に値上がりしてしまえば含み損が200万円になって、預かり金に余裕がなければ追い証と呼ばれる追加の保証金を払わないといけない。払えなかったら強制決済されてしまうのだ。株を買うヤツは財産をなくすだけだが、空売りするヤツは命をなくすとはよく言われることである。
　結局、何度も買っては売りを繰り返し、売った後で急落とツイていたこともありプラスで今日の取引を終えた。結果的には大きく下げた株を、数少ない上昇局面でしっかりとれたのはデイトレ技術がかなりついたということだ。このゼニでクルマの税金を払おう。