通知票書き

　成績処理に関するさまざまな業務はほとんどコンピュータ化してるから、昔と比べて担任の業務はかなり楽になったはずだ。しかし、この通知票書きは相変わらずの手作業で、一クラス分の通知票を書き上げるにはかなりの時間を要する。自宅に持ち帰ってその作業をする教員も多い。休日を使ってのんびり家で数時間かけて書くということである。しかし、持ち帰るときには危険が存在する。車上荒らしとか強盗だ。そういうわけで私はでできるだけ職場でこの仕事を済ませてしまいたいと思う。するといつまで経っても終われないので帰宅する時間が夜遅くになってしまう。もちろん教員の世界には残業はない。職場を出るのが夜の９時１０時になってしまったとしてもである。