思い出の曲
*[恋愛]思い出の曲
「いつかどこかで」(小田和正)が好きだ。カラオケでの持ち歌でもある。おそらく、小田和正の曲の中では一番好きな曲だと思う。そして、この曲がせつないのは、おそらく自分がいくつかの別れを経験してきたからだと思う。同様に、村上春樹の小説「国境の南・太陽の西」は何十回読み返しただろう。しかし、もしもその本と20歳の時に出会っていたとして、果たしてそこまで深く読み返しただろうか。
この二つが自分の心に深く響くのは、おそらく自分が宿命的に所有してしまった大きな喪失感に重なるからなのだ。
自分のWEBページを開いたひとつの理由は、その誰かに自分のページを見て欲しかったという動機もある。
島本さん*1は今どこで何をしてるのだろう。誰かがあの小説を裏返しにした、島本さんから見た物語を書いてくれないだろうか。そうしたらきっと自分にはわからなかったことがいくつも見えてくるはず。
*1:「国境の南・太陽の西」のヒロイン