ロッテリア出町柳の悲劇
朝の時間をつぶすためにロッテリア出町柳店にいる。今、気分は最悪である。それはどういうことかというと、この店は「完全喫煙店」なのである。いちおう分煙化されていて、申し訳程度のガラスのコーナーが作ってあるのだが、そんなものは全く意味をなさずにもうもうたる煙が店内を埋め尽くしていて、もはや非喫煙者にとっては「地獄」でしかないのだ。絶対に幼児とかを連れてきてはいけない店である。
オレは朝の８時台という時間に店にいるのだが、喫煙コーナーはぎっしりと客で埋まっている。つまりこの店は「喫煙者の楽園」であり、それを知らずに入店したオレの方が「部外者」であり間違った行動を取っている人間なのである。だからこの地獄に耐えて、今パソコンを使ってるというわけだ。それにしてもひどい煙である。
おそらくこのような店はいくらでもあるだろう。うっかり入ってしまって、すぐに気づけば出ればいいのだが、オレは「禁煙」と書かれた席があったので「なんとかだいじょうぶだろう」とたかをくくっていて、入店後に全然大丈夫じゃないことに気がついたのである。
この店にとっては「ゆっくり喫煙するために来店する客」がターゲットなのだろう。ただ、それなら「完全喫煙店」とか「ニコチン天国」というふうにちゃんと店の前に表示していてもらいたいのである。
「ちゃんと換気してください」と頼んだが、全く効果は無かった。
というわけで、京都観光の方で非喫煙者の方、絶対に「ロッテリア出町柳店」には入ったらダメですよ。地獄を見ることになりますよ。分煙なんか全然できていませんから。ここは喫煙天国です。
追記：店を出るときにもう一度確認すると、なんと土日休日は１１：００〜１８：００のみ「全席禁煙」になるということだった。つまらない疑問なんだが、その直前までは「喫煙天国」であるわけで、「全席禁煙」にその時間に切り替えといっても、店内の煙はどうにもならず、あの貧弱な換気能力ではいかんともしがたいのである。
いやはや、こういう店は店ごとに「禁煙」「喫煙」と分けてほしいし、喫煙者のための「ニコチン天国」とかいう表示付きの喫茶店をちゃんと作ってそこに隔離してもらいたいのである。
そういえば私がよく利用するガスト鶴橋店も、平日のランチタイムは大量の喫煙サラリーマンや喫煙子連れママの巣窟になっていて、禁煙席でも喫煙席に近い場所は禁煙の意味が無いので、喫煙席から一番離れたトイレの近くの席を選ぶことにしている。もしも店員に喫煙コーナーの近くに案内された時は、大声で「この席は煙流れてくるからむこうにしてください！」ということにしている。
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