江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

耳すま症候群

 私が一番好きなジブリ映画は、実はこの「耳をすませば」である。
 

耳をすませば [DVD]

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耳をすませば」症候群、ネット掲示板がヤバイと話題
2013年7月8日(月)10時26分配信 日刊ゲンダイ
 宮崎駿監督のスタジオジブリ最新作「風立ちぬ」の劇場公開(7月20日)に先駆け、ジブリアニメの3週連続テレビ放送が始まっている。7月5日には、その第1弾「耳をすませば」が放送されたが、直後からネット掲示板には「死にたい」「俺の青春返して」などとネガティブな書き込みが続出。「どうしてこうなった」「大丈夫か」と心配する声が上がっている。
 映画「耳をすませば」は人気漫画家・柊あおいの同名作品が原作で、1995年にスタジオジブリによって映画化された。主題歌はカントリーロード。中3の主人公・月島雫が、同級生・天沢聖司の少し意地悪な好意に反発しながらも、ヴァイオリン職人への道をひたむきに進む姿に惹かれていく、甘酸っぱい青春恋愛ストーリーだ。
 この作品が5日に放送されると、ネット掲示板では「いやああああ」「助けろおおおお」「キィエエエエ!!!」といった叫び声が相次ぐ事態になった。
 映画では、主人公の雫と聖司が結婚まで約束してしまうのだが、現実社会でこんな青春を経験できる中学生はほとんどいない。それにもかかわらず、「俺たちは老いた」「こんな青春あかんわ…」「俺の人生つまんね…」「何やってんだろ、俺…」と、二度と戻らない青春時代を嘆く声が次々と書き込まれた。「見なきゃよかった」「だから見るなって言っただろ」と互いを慰め合う書き込みもあった。
 ネット掲示板に立てられたスレッドの題名は「『耳をすませば』自殺会場」。書き込みを見ると、首をつったような絵文字がビッシリで、「ここが樹海か」「死のうか」「ここでしぬうううう」「あの世で待ってるぜ」と、人生を絶望視する声があふれているのだ。
耳をすませば」をめぐっては、公開翌年の1996年からネット掲示板で話題になっていた。ただ、当時は「雫ちゃん!」「せいじ君、かっこよすぎ」と作品を賞賛する声がズラリ。「見てうつになった」という声も中にはあったが、「なんでうつになるのかさっぱり理解できん」「ただアニメだなーとしか思えない」といった意見が大多数だった。
 しかしその後、世の中はデフレ不況と、それに伴う未婚率の上昇が深刻化。「耳をすませば」がテレビで再放送されるたびに、「またこの季節がやってきたか…」といった書き込みが増え続け、いまや阿鼻叫喚の地獄絵図になっている。「耳をすませば」をもじって、「耳をふさげば」「首をつるせば」なんてフレーズまで出てくる始末。そのありさまに、一部では「耳をすませば症候群」なんていわれる社会現象になっているのだ。
 ネット掲示板でこうした悲鳴を上げているのは、多くが映画公開後の90年代後半に中高生だった30歳前後から30代半ば付近の男性とみられる。夢と恋愛にまっすぐな作中の登場人物を見て、現実から逃げ出したくなっているようだ。30〜35歳の男性の未婚率が47%を突破した今、「耳をすませば症候群」の“患者”は今後も重症化していく可能性が高い。
日刊ゲンダイ2013年7月7日掲載)

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