DSに熱中する老婦人
今日は久々に朝マックに出かけた。そこで新聞を読みつつ、ふと隣の席を見ると、年の頃は70代とおぼしき高齢のご婦人が、一心不乱にピンクのDSを握りしめて遊んでいた。表情は真剣そのものだった。私が気になったのは、いったい何のゲームをしているかということだった。
残念なことに私の席の角度からは画面は見えず、何を遊んでいるのかはわからなかった。しかし、両手で握って操作していたので、ゲーム好きな人ならばその動きを見るだけで何のゲームなのかわかったのかも知れない。
自分もゲームは好きだが、その老婦人から感じられたのはまさに「妄執」という雰囲気だった。あんなふうに鬼気迫る感じで必死で遊んでいるのは、子どもの無邪気さとは違ってなんだか恐ろしさを感じてしまうのである。
私は両親にゲーム機を与えていないのだが、今はボケ防止ということでゲームに熱中する方も多いようだ。しかし、あんなふうに「妄執」となっても困るのである。それにしてもあのご婦人はいったい何のゲームをしていたのだろうか?同じマクドにまた行くとまたゲームをしているのだろうか。いつもあの店でゲームをされてるのだろうか?
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