江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

中国の人身売買

 中国の闇の部分はまだまだこんなにひどいのか。IZAの記事を引用する。

人身売買「養鶏より簡単」 中国、子供や女性誘拐…有罪判決45%増
 人身売買が深刻な社会問題となっている中国で、子供や女性を誘拐し、有罪判決を受けた被告の数が今年1月〜7月に前年同期比45%増の2137人に達したことが1日、明らかになった。中国英字紙チャイナ・デーリーが最高人民法院最高裁)の公式統計として伝えた。中国では年間3万人から6万人の子どもが行方不明になっているとされ、摘発されたケースは氷山の一角に過ぎない。 
「鶏を育てるより簡単で、もうかる」。北京の公安当局者は、子供や女性の人身売買が闇社会でビジネスとして成り立っている理由をこう説明する。
 誘拐された子供たちが、プロの犯罪者集団に売り飛ばされるケースも後を絶たない。
 北京に駐在していたとき、イタリアレストランの入り口で、いきなり5、6歳と思われる男児に背後から足にしがみつかれたことがある。
 「食べる物がないよ。5元(1元約12円)おくれ!」。顔も手も服もあかまみれ。スーツには男児の両方の手形が印刷したかのように黒くついた。30メートルほど後方に、周囲とは場違いの服装をした50歳ほどの男が視野に入った。組織的なプロの物ごい集団の父親役だ。
 子供は組織にとって商売道具だ。成長すれば、今度はスリや強盗、売春をさせられる。
 公安当局者は「障害を持った子供専門の売買組織もある。そういう子は物ごい組織に売られていく」と指摘する。
 国営新華社通信によると、01年から04年までに、2万4809件の女性・児童誘拐事件が摘発され、5万1164人が保護された。しかし、06年に開かれた米議会報告では、中国での人身売買は年間25万人以上とのデータも指摘され、摘発は一部だ。
 今年(1月〜7月)に有罪判決を受けた2137人のうち、1238人が懲役5年以上、2人が死刑を執行された。福建省の男(25)のケースでは、生後8カ月の男児の母親と祖母を殺した後、3万7000元(約45万円)で男児を売り飛ばしていた。
 07年には山西、河南省のれんが工場で、拉致され売却された子供を含め数百人が強制労働させられていた事件が明るみに出た。
 これまでの事例をみると、広西チワン族自治区では、子供の「調達」「移送」「売却」と役割分担された犯罪組織が、産婦人科医と看護婦を1回当たり100〜200元で買収し、子供の養育を望まない親から赤ちゃんを50元の「仕入れ値」で買い取っていた。「最終売買値」は3000元(約3万6千円)程度だった。
 さらに湖南省の孤児院では、別の孤児院に子供を転売、買った孤児院はさらに利ざやをつけて8000元〜3万元で子供のいない親に売買していた事件が摘発されている。
 中国で人身売買が減らないのはなぜか。男尊女卑の概念が強い農村部では、政府の一人っ子政策の結果、働き手として男児の需要が多い。また、女性の場合、都市に出稼ぎに行く若い女性が増えて嫁不足に陥っている農村に売られることが多く、売買婚の温床となっている。比較的裕福な沿海部では、子供を欲しがる家庭は少なくない。女児を買ってきて育て、息子の嫁にするケースもある。
 人身売買は、経済成長著しい中国の“闇”の一部にほかならない。(野口東秀)

 この共産党一党独裁国家を解体して、虐げられた人たちを救い出すには何をすればいいのか。

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