京大・阪大・神大入試研究会
大手予備校Ｓ台の実施した入試研究会に参加してきた。自分が今担任しているクラスの生徒もほとんどがこの３大学を受験するので、こういう研究会への出席は必須である。それぞれの大学別の実戦模試を受けた受験生の分布をみていつも思うのだが、たとえば京大の志願者の分布を見れば、偏差値４０台の受験生がものすごくたくさん存在する。今からセンター試験まで１ヶ月もないのにと思ってしまうのだ。競争率が高くてもその中にこういう記念受験組が多数ならば実質競争率は低いということになる。その昔公立高校でクラス担任をしていたときに、いつも欠点だらけの生徒が立命館を受けると言い出し、その理由を聞いたら「どうせ浪人するんですから近畿大学を落ちて浪人するよりも立命館の方がカッコイイと思いまして」だった。その不純な動機を神は許さなかったのか、彼は２浪した末にＦランク私大に進学していった。
少なくとも関西でこの国立３大学を受験するのならまともな受験生のはずである。しかし、紹介される実戦模試の誤答例を見れば、問題の意図が全くわかっていない受験生が多いことに気がつく。神戸大実戦模試の古文の問題で「傍線部ａ、ｂの助動詞をそれぞれ文法的に説明しなさい」という設問なのに「形容動詞『あんなり』の活用語尾」と書いてる答えを見て激しく吹いた。一年間予備校でみっちりと修行するしかないなあ。
「鴨川ホルモー」のＤＶＤ借りて観た。もう面白すぎて腹が痛くなったぜ。
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