江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

日本の教育をダメにしたのは私か?

exajoe2009-09-22

 もう20年以上も前のことだが、同志社大学サイクリング部のMくんが年賀状に「先輩が教師になったせいで日本の教育はダメになりましたが、今度はぼくが銀行に入って日本経済をダメにします!」と書いていた。その予言通り、日本の教育はダメになったし、日本経済も崩壊した。その責任が私やMくんにあったかどうかはわからないけれども。
 日本の教育はなぜダメになったのか。一つの理由だけでは語れないのだが、複合的な要素が絡み合って結果的にどうしようもない状況に追い込まれてるのは事実である。たとえばふくれあがった大学生人口をどうするのか。18歳の5割が大学や短大に進学するというのはやはり異常である。
 新司法試験が導入されたが、理念通りにはうまくいかなかった。合格率が大幅に下がった理由として、受験生のレベルが予想外に低かったことがあげられている。それも当然だろう。だって大学の入学試験の偏差値は軒並み下がってるのだから、今の早大生は昔の早大生じゃないし、今の亜細亜大学生はもっと昔の亜細亜大学生じゃない。10年前に偏差値67だった大学は今は65くらいだが、偏差値60だった大学は50くらいになり、偏差値51だった大学は35くらいになるというふうに、中堅校や下位校ほどレベルの低下は大きい。
 「選ばなかったらどこかの大学に必ず入れる」という状況をまず改善してくれと私は思うのである。やる気も能力もない大量の有象無象が入学してくる大学に果たして存在意義があるのか。そんなところに文部科学省補助金を出す価値があるのか。その分のゼニを上位校に回して、そこで経済的に苦しい学生が学びやすい環境を造ることの方が意味があるのではないか。大学の数を半分にして今の金額の補助金を出すなら、大学の学費は1/3くらいに下げられるだろう。国公立の大学の無料化が実現できるかも知れない。
 私ははっきり言いたいのだ。大学生にふさわしい学力を身につけていない者を大学生にするな!と。誰でも大学に入れるから高校教育が歪み、それが下に波及していったのである。あとは塾や予備校の規制である。学習塾を非合法化して公教育の復権をはかることが必要だ。塾に通っても決して頭が良くなるわけではない。塾というのは、頭が悪いままで受験だけを突破する技を教えてくれる機関である。通っても頭が良くなるわけではないのだ。とてつもない馬鹿でも受験を突破させる、それが塾の目指すところなのであり、そんなことをされたら難関校にとてつもない馬鹿が入学してくるわけで、それはその馬鹿な生徒にとってはある意味不幸なことである。大学の中退者がどんどん増えてるのはそれを物語っている。
 それから、推薦入学の制度の廃止を訴える。あれは卑怯だ。みんな同じ条件で試験を受けさせて一発で決めてくれ。あんな卑怯な仕組みでみんながまだ受験勉強に励んでる秋のうちに合格できるなんて反則だ。そういう学生はどうせ春まで遊びほうけて馬鹿になって入学する。半年間勉強から離すだけでで人間は完全に馬鹿にできる。だからあれだけはやめにしてもらいたいのである。

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