若すぎる死
お通夜に行ってきた。
故人は京都大学サイクリング部の先輩、私が１回生の時に４回生だった方である。奇しくもその息子さんを担任することとなり、不思議な縁に驚いたものである。まだ５０歳、なんと若すぎる死だろうか。
そんなに早く逝ってしまうことを誰が想像できただろうか。亡くなった彼は今も「なぜ、なぜオレが」と納得できずにいるのではないだろうか。
死んで満足な人間などいない。自分と３つしか違わない先輩の死に際して、私はなんともいえないやりきれなさとせつなさを感じたのである。この世にきっと多くのやり残した未練を残したまま逝った彼に対して。
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