江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

夕凪の街 桜の国

 英訳が出版されているようである。この本が多くの英語圏の人に読まれ、そしてあの暴力が人類にどれほどの災厄をもたらしかということについて、世界の多くの人が知って欲しい。特にアメリカの人に。
Town of Evening Calm, Country of Cherry Blossoms
 アマゾンの書評欄を一通り見たが、見開きの方向を変更することもなく、狭い吹き出しの中に文字を入れることには多少の無理があるが、それでもよく考えられた英訳になっているそうである。英語の苦手な方は無理して英語を読まなくてもいい。日本語版のマンガを読めばいい。これは素晴らしい作品である。余計なアクセサリーを排して必要最小限のストーリーの中に必要な要素がきっちり詰められていて、そして哀切さがこみ上げる秀作だ。それ以上は私は説明しない。実際に読んでもらいたいからである。ネット上ではこの作品のストーリーを紹介しているブログもあるが、そういうところに来たら慌てて画面を閉じよう。そして先に読もう。まずは自分の鑑賞力にこの漫画を委ねよう。

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

 私はこの映画を見に行きたいと思って機会を逸した。「がんばっていきまっしょい」以来の田中麗奈のファンであるからどうしても・・・ということではないのだが、それでもあちこちでブログに書かれたり紹介されたりするのを聞いて興味を持っていたのである。私が勤務する学園では毎年10月に「人権教育映画鑑賞」というのがある。そうだ、そこでこの作品を推薦して・・・・なんと卑怯な考えだろうか。でも良い作品ならやはり生徒に見せたい。私の映画ヲタクというサイトでも紹介してるのだがホテル・ルワンダという作品の訴える力はことばをはるかにこえていた。

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