玉を盗むヤツについて

　秋葉原のヨドバシで、ケンジントンのトラックボールが陳列してあったのだが、肝心の玉が盗まれていてなかった。右の写真をご覧になればわかると思うが、この真ん中の玉が無惨にも抜かれていたのである。４個あったサンプルのうち、２個の玉が盗まれた状態で陳列されていたのである。（もしも店員が放置していればまだそのままのはずである）確かに玉は固定されていないので持ち上げれば外れる。それを持ち去ったヤツがいるわけだ。
　このようなこそ泥の多くは、たいした罪の意識もなくそのような情けない行動をしているわけである。しかし、このマウス自体はかなり高価だ。１万2000円くらいしたと思う。そんな高価なマウスを買うような人間というのは、パソコン用品や周辺機器に対して、一定のこだわりを持って選んでいる、そんな方たちだと思いたいのである。このトラックボールを盗んで自宅で使えるのは、ケンジントンの同じ形式のトラックボール式マウスを使っている人である。そんな高価なマウスを使う人がそんなこそ泥行為を行うというのは、コンビニにベンツを乗り付けて100円のパンを万引きするようなものである。通常の情けなさとは質の違った情けなさである。あまりにかっこ悪くて生きている値打ちのないほどのカッコ悪さである。もしその行為を友人に「秋葉原のヨドバシでちょろまかしてきたんだぜ！」などと自慢話してるような恥ずかしい人間なら、一秒でも早くあの世に行ってくれ。
　高級車を運転する人間にはそれなりのマナーが求められるように、高級な周辺機器を使ってる人間もまた同様だ。そんなこともわかっていない馬鹿はこの世に生きている資格がない。
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