屋久杉の工芸品

　以前にギフトショップを経営していた親戚が、大量の屋久杉の工芸品を保管している。豪華な応接セットや飾り棚などである。1000万円以上の価値のある美術品である。それをなんとか処分したいそうだが、なにしろあまりにも高価で豪華なものであるために買い手がつかないのである。外国人の大金持ちならその工芸品的な価値を認めて買ってくれるかも知れないが。屋久杉はもう伐れないので、これから同様のものが大量に生産される可能性はない。そういうわけで貴重な品であることは間違いないのだが。
　さて、これらの工芸品、いったいどんなふうに売られていくのだろうか。ネットで売るためにわざわざサイトを作ってそこで販売すると言っていたのだが。

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