江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

自ら選び取ること

 高校からは義務教育じゃない。これはとても重要なことだと思う。つまり、中学までは義務教育だから親は絶対に行かせないといけないのだが、高校から後は別に行かせる必要はないのだ。だからたとえば親が「義務教育で十分じゃ!」という信念を持っていれば、別に高校に行かせなくてもいいと言うかも知れない。
 そこで、高校に行きたい生徒の側としては「お願いします。行かせてください」と親に頭を下げることになる。これは大変重要だ。つまり、自分は親の庇護の下にあるわけで、だからこそ進学できる。そうやって親と約束した以上、必死で勉強するのが自分の義務なんだと。これは大学進学も同様だ。「行かせてもらって当たり前」なんて思ってはいけない。行かせてもらえることに感謝しないといけない。高校にも大学にもかなりのお金はかかるんだ。それなのに「親がうるさいからイヤイヤ受験勉強してる」いうヤツもいる。そういう馬鹿はさっさと学校をやめて働けばいい。
 自分の今の立場は、自分が主体的に選び取ったものであるという自覚を持つことだ。100万回生きたねこの最後の一回のように。自分のことを自分で決める、そのために起きたことに関しては自分がすべての責任を持つ。
 働かないでもいいというのは、「まだ学生だから」「勉強してる途中だから」という者達にだけ許された特権だ。(あと、ものすごい大金持ちと)ただ、その特権に見合っただけの努力をしないといけない。

 存分に勉強できるのは幸福なことである。戦火の下の子供達の事を思えば。