江草乗の「大人の物欲写真日記」

江草乗のプライベートな日常日記です。

朝日の謝罪について

 ついに国民的な人気者まで敵に回したのか・・・


池上彰氏が原稿掲載拒否で朝日新聞の連載中止を申し入れ
 ジャーナリスト・池上彰氏が朝日新聞に対し、連載「新聞ななめ読み」の中止を申し入れたことが明らかになった。朝日関係者が明かす。
「月に一度の連載『新聞ななめ読み』は、池上氏が一つのニュースについて各紙を読み比べ、その内容を自由に論評するもの。8月末の予定稿では、慰安婦報道検証を取り上げており、『朝日は謝罪すべきだ』という記述があった。朝日幹部が『これでは掲載できない』と通告したところ、池上氏から『では連載を打ち切ってください』と申し出があり、その予定稿はボツになったのです。これまでも同連載は、『朝日の記事は分かりにくい』、『天声人語は時事ネタへの反応が鈍い』などの批評を掲載しており、今回の反応は異常ですね」
 池上氏本人に確認したところ、事実関係を認めた。
「連載を打ち切らせて下さいと申し出たのは事実です。掲載を拒否されたので、これまで何を書いてもいいと言われていた信頼関係が崩れたと感じました」
 8月5、6日に朝日新聞が掲載した慰安婦報道検証記事について、謝罪が一言もないことがこれまで問題視されてきた。そんな渦中に、池上氏の「謝罪すべきだ」という論評を封殺していたことが明らかになり、今後、朝日新聞の言論機関としての見識が問われそうだ。
週刊文春2014年9月11日号『スクープ速報』より>
週刊文春」編集部

 こういう見解もあります。

自らを報道機関だと偽装しつづける朝日新聞と、国民のメディア・リテラシー --- 大石 哲之
アゴラ 9月3日(水)9時45分配信
朝日新聞の最大の罪は、誤報や虚報ではなく、みずからを報道機関だと偽装しているところにある。
彼らがやっていることは、「報道」ではなく、イデオロギーにもとづく「活動」だ。
しかし、国民の多くが、朝日新聞を報道機関だと勘違いしてしまっている。
同様に、報道ステーションは、夜にやっているワイドショーにすぎないのに、報道と名前をつけており、多くの国民がニュース番組だと勘違いを起こす。
つまり、本質的に、オピニオンメディアや、ワイドショーであるのにもかかわらず、「報道」というラベルをつけて、あたかも事実や中立的な報道をしているものと、国民を欺いた。
つまり、朝日新聞の最大の罪は、この報道機関だと名乗る「偽装」にある。
世の中にはとんでもない意見を発信する電波メディアはたくさんある。東スポだってそうだし、チャネル桜だって、宗教系のアレだってそうだ。
しかし、それらは、自社のことと報道機関だとは思っていないし、称してもいないだろう。
朝日新聞は、あしたから、自社がオピニオンメディアであるということを認め、紙面は自社のオピニオンだと明確に脚注をつけるべきだ。
「記事は公正な取材や事実にもとづくものではなく、当社が考える正義を主張するものであります」
と全てのページの下にかいておけば、これは免責事項になろう。そうしたら、いまの朝日新聞のままでいい。さらに堂々と、慰安婦について主張されればいい。
記者は、いますぐ名刺の「記者」の部分を塗りつぶして、「コラムニスト」や「ライター」に書き換えてほしい。その名刺で活動する分には、わたしも文句は言わない。
報道ステーションは、夜のワイドステーションと名前をかえて、
「本番組はニュースを題材にしたバラエティ番組です」とテロップをつけることだ。
そして、我々は反省しなくてはいけない。戦後ずっと、朝日新聞がおかしいことに気づいていながら、ずっと報道機関としてあつかってしまっていたことに。
なぜ早くから、東スポと同じカテゴリに放り込んでおけなかったのか。
なぜ、朝日新聞を真面目にとりあってしまったのか。
国民のメディア・リテラシーの欠如がこの事態を生んだことを真摯に反省せねばならないだろう。
大石 哲之

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